桃の節句に、女の子の健やかな成長や人生の幸福を祈って飾られるひな人形。最近は女の子のお祝いとしてだけでなく、成人した大人の女性たちが“自分用”として、新たにひな人形を購入するケースが増えている。季節のインテリアとしての需要が高く、20〜70代と世代を問わず人気。孫の初節句に、自分のための“ついで買い”をする60歳以上の女性も多いという。 「少子化が進んでいますが、販売数についてはそれに比例せず維持をしており、祝う方の率が上がっていると推測されます」と語るのは、日本人形協会・広報委員長の倉片順司さん。その一端を担っているのが、大人の女性たち。「子育ても仕事もひと段落した60歳前後の方が、自分への労いとして購入されていくことが多いと思います」(同)。
2015/02/22