7月期ブレイク前夜の若手俳優 瀬戸利樹、鈴木仁、森永悠希、真栄田郷敦や和田雅成ほか2.5次元俳優
『偽装不倫』で鮮烈な印象を残す宮沢氷魚と“年下魅力”の瀬戸利樹
『偽装不倫』で演じているのは、出会った瞬間にヒロイン・鐘子(杏)を夢見心地の恋に落とすイケメンカメラマン・丈。キャスト次第では嘘くさく見える危険性もあった設定だが、宮沢の異邦人的なミステリアスさがハマり、説得力のあるキャラクターに。たたずまいそのもので物語を感じさせる稀有な才能で、これまで以上に鮮烈な印象を残しそうだ。
瀬戸が一躍注目を集めたのは、『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)の仮面ライダーブレイブ役。昨年の『深夜のダメ恋図鑑』(テレビ朝日系)では、女性をムカつかせるダメ男役を演じながらも、どこか憎めない愛嬌をかもし出していた。『偽装不倫』でも、かわいらしい“年下の男の子”感で魅力を爆発させ、女性視聴者の心をつかむに違いない。
初の社会人役で成長を見せる鈴木仁、愛されキャラとして親しまれる森永悠希
今年5月に公開された映画『小さな恋のうた』では、劇中で佐野勇斗らと結成したバンド“小さな恋のうたバンド”名義でCDデビュー。10代の若者を中心に、音楽ファンからの注目も集める存在に。『TWO WEEKS』では、初の社会人役に挑む鈴木。ベテラン勢が揃った骨太の作品で、大きな成長を見せてくれそうだ。
『TWO WEEKS』では、結城を“アニキ”と呼ぶ同居人・サトルを演じ、明るくナチュラルな口調のなかに、アニキ思いの温かさをにじませている。シリアスな物語のなかで、愛されキャラとして親しまれる存在になっていくかもしれない。