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菅田将暉、ドラマ現場への想い「俳優も意見を出していったほうがいい」

使命感としてドラマを作っていかないといけない

――通常のドラマとは異なる制作スタイルだったんですね。
菅田将暉そういう意味で実験的だったと思います。だって、このドラマが終わったあと、いつか僕もこういうドラマの作り方をしようと思いましたから。ちゃんとこだわれるし、やってておもしろいから、絶対にいい。僕は、作品どうこうよりも作り方に興味を持ちましたね。こういう作り方が今後もできるなら、もっとドラマは盛り上がっていく気がします。

――ネット動画配信でもオリジナルドラマが増えていますが、菅田将暉さんにとっての地上波連続ドラマの位置づけとは?
菅田将暉学生のころ毎週楽しみなドラマがたくさんあって、学校や塾、部活などで話題になっていました。いま思うと、当時の主人公の役者さんたちは、いまの僕らの年齢くらい。そう考えると、ここで僕らの世代がシーンを引っ張っていかないといけないって思います。僕らがあの頃に感じた高揚感や感動、毎週ドラマを楽しみにする感じ。そこでなにを学んだかはわからないけど、夢中になれるものがあることが大事。損得関係なく、使命感としてドラマを作っていかないといけないという気持ちがあります。

――いまはネットでの見逃し配信の視聴も多いですよね。
菅田将暉ネット配信はすごく便利ですよね。好きなときに観られるから、僕もよく使います。でも、自分に置き換えたときに、リアルタイムで観るときの「もうすぐ始まる」っていう学生のころの気持ちを思い出すわけですよ。やっぱりせっかく作っているからには、そこを目指したい。いち早く観たいと思わせるというか、連続ドラマでワクワクしてもらいたいです。

――「作っていかないといけない」は、演者という立場に限らずですか?
菅田将暉結果、そういうことにもなるんでしょうけど、僕はやっぱり演者なので、いまのいちばんは演者としてです。
(文:編集部・武井保之)

提供元: コンフィデンス

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