HIKAKIN、“専業YouTuber”の難しさ語る「ゴールのないマラソンのようなもの」
7月5日に開催されたYouTubeによるイベント『BRANDCAST』のイベント内では、『好きなYouTuberランキング』1位に輝いたHIKAKINへの表彰式が行われた ※写真は左から、株式会社oricon ME執行役員・礒野和英氏とHIKAKIN
好きなYouTuberランキングTOP5
ちなみに、現在は話題の商品を面白おかしく紹介するYouTuberとして知られるHIKAKINだが、初期に投稿していたのはヒューマンビートボックス動画で、9割のアクセスが海外からだった。パフォーマンスが話題となった2010年頃からは、海外のステージにも多数招聘されている。
す」(HIKAKIN/以下同)
専業のYouTuberとして毎日アップできるコンテンツを考えた結果が現在の活動へと繋がり、さらにタレント性が花開したというわけだ。
現在は日本語の話者を対象とした動画がメインで、初期とは異なり圧倒的に日本からのアクセスが多い。
初期は1日2、3本投稿していたことも。自らの経験から「YouTubeで人気を得るために必要なのは、投稿の頻度と継続」と断言する。
「(日常ネタが)気楽にできるかと思いきや、ぜんぜんそんなことなくて(苦笑)。毎日アップするというのはゴールのないマラソンのようなもので、常に新しいことにアンテナを張ってないといけないですから」
今や小学生のなりたい職業にも名を連ねるようになったYouTuber。HIKAKIN自身、その影響力を自覚しており、「投稿ボタンを押す最後の瞬間まで誰かを傷つけないか、不快にしないかというブレーキを自分のなかでかけている」という。
『好きなYouTuber』調査時のユーザーコメントには、「毎回、サプライズがある」といった動画の内容にはもちろん、特に上の世代からは「好青年」など人柄を評価する声が挙がった。名実ともに日本のトップYouTuberであるHIKAKINは、この新たな職業の社会的地位を向上させた存在とも言えそうだ。
文/児玉澄子
(『コンフィデンス』 18年7月30日号掲載)
【好きなYouTuberランキング調査概要】
調査時期:2018年2月2日〜6日
調査対象: 合計1000名(【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査時期:2018年2月2日〜6日
調査対象: 合計1000名(【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国