番組発イベントの成功事例『マジ歌ライブ2018』 2時間半、笑いが絶えないステージ
DJダイノジ&カミナリ、音楽的完成度の高いステージ
ジェッタシー、王者の貫禄の圧巻爆笑ステージ
その後、小木博明のステージには、デュエットの相方・ベッキーがゲスト出演。変わらない元気で明るいオーラを振りまき、イベントに華を添えた。そして、再び登場したヒム子のステージには、ひょっこりはんが乱入。歌って踊りながらのヒム子の「ばんどうはん」と本家ひょっこりはんのコラボに会場は大盛り上がり。本編ラストとなったMrニューヨーク(劇団ひとり)のパフォーマンスには、出演者たちも知らなかった松丸アナのサプライズ参加があった。松丸アナは真っ赤なドレスでMrニューヨークと踊りながらデュエット。「やっぱり帰ってきちゃった。残念(笑)」としながらも久しぶりのステージを楽しんでいたようだ。
テレ東イベント収入の柱へ バラエティ番組発イベントの成功例
バラエティ番組発イベントの成功例となっている『マジ歌ライブ』。芸人たちが真剣に歌って観客を笑わせる『ゴッドタン』の番組内企画としてスタートしたが、イベントチケットは毎回即完売。2009年に東京・日本青年館で初開催してから、Zepp Tokyo、渋谷公会堂、中野サンプラザ、東京国際フォーラムと年々会場規模を拡大し、昨年はロックの聖地・日本武道館にて開催。いまや毎年恒例の一大音楽ライブイベントへと成長している。
テレビ東京の17年度決算におけるイベント収入は、前年比20.9%増の9.98億円と好調。決算報告書では、その要因のひとつに『マジ歌ライブ』が挙げられており、同社のイベント収益の大きな柱の1つとなるコンテンツに成長していることがわかる。
(文:編集部・武井保之)