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番組発イベントの成功事例『マジ歌ライブ2018』 2時間半、笑いが絶えないステージ

 バラエティ『ゴッドタン』(テレビ東京)発の恒例の音楽イベント『マジ歌ライブ2018 in 横浜アリーナ〜今夜一発いくかい?〜』が5月31日、神奈川・横浜アリーナにて1万2000人の観客を迎えて開催された。過去最大規模となった今回は、おぎやはぎ、バナナマン、劇団ひとりらレギュラーのほか、ISSA、ベッキー、私立恵比寿中学、ひょっこりはんらがゲスト出演。本編ラストには松丸友紀アナもステージに復帰。劇団ひとりとのデュエットで会場を盛り上げた。

DJダイノジ&カミナリ、音楽的完成度の高いステージ

トップバッターで圧巻のパフォーマンスを披露したヒム子

トップバッターで圧巻のパフォーマンスを披露したヒム子

 多くのコアファンに支えられ、毎回超満員の会場は熱い熱気に包まれる『マジ歌ライブ』。この日もオープニング映像から爆笑の渦が巻き起こり、トップバッターのヒム子がステージに現れると早くも会場のボルテージは最高潮。顔芸ありの歌とダンスに観客は大いに盛り上がった。その後、角田晃広(東京03)、ハライチ岩井、片岡鶴太郎に扮する劇団ひとりが番組でもおなじみの熱唱パフォーマンス。さらに、矢作兼を“公式おじいちゃん”に認定する私立恵比寿中学が登場し、歌だけでなく、にらめっこ対決では堂々のヘン顔を披露。おぎやはぎらとともに会場に爆笑を巻き起こした。
 そして、CMクリエイターでありロックミュージシャンのL.A.コブラ(秋山竜次)のステージには、ISSAが登場。コブラの「琉球の華」がカッコよく聴こえてしまう歌唱で、アーティストとしてのパフォーマンスの違いを見せつけた。続くDJダイノジ&カミナリは、熱いラップバトルで盛り上げたあと、マリエとヒロコも加わり、音楽的にはこの日一番のクオリティとなる、完成度の高いステージを繰り広げた。

ジェッタシー、王者の貫禄の圧巻爆笑ステージ

 後半は、『マジ歌ライブ』No.1の人気キャラクター・ジェッタシー(後藤輝基)が、ここまででもっとも大きな歓声を受けて登場。トレードマークのギターを持たずにマイケル・ジャクソンふうにステージに立つと、番組でも披露していたダンスバージョンを披露。三浦大知を意識しながら似ても似つかない無音ダンスには爆笑が沸き、観客からの「ダセーぞ」の声援を受けながら踊りきると、いよいよギターを持つ。ハードなサウンドで、会場をロックに染めたかと思えば、「ヘブリカン」のベースイントロからの口笛で爆笑。かみあわないコール&レスポンスで会場中をのせながらシャウトした「ジェッタシー」で爆笑。この日のラインアップのなかで唯一3曲を披露したジェッタシーは、会場中を終始爆笑の渦に巻き込み、王者の貫禄のパフォーマンスで観客を圧倒した。

 その後、小木博明のステージには、デュエットの相方・ベッキーがゲスト出演。変わらない元気で明るいオーラを振りまき、イベントに華を添えた。そして、再び登場したヒム子のステージには、ひょっこりはんが乱入。歌って踊りながらのヒム子の「ばんどうはん」と本家ひょっこりはんのコラボに会場は大盛り上がり。本編ラストとなったMrニューヨーク(劇団ひとり)のパフォーマンスには、出演者たちも知らなかった松丸アナのサプライズ参加があった。松丸アナは真っ赤なドレスでMrニューヨークと踊りながらデュエット。「やっぱり帰ってきちゃった。残念(笑)」としながらも久しぶりのステージを楽しんでいたようだ。

テレ東イベント収入の柱へ バラエティ番組発イベントの成功例

 アンコールは、他局の仕事で遅刻したハライチ澤部も加わり、キャスト全員での「桜」。日村勇紀は「番組が始まって11年。深夜バラエティにしか出られなかった芸人たちがいまではゴールデンでMCをやるようになって。でも、みんなあのころと変わっていません」。笑いを追求して、みっともないこともバカバカしいことも常に全力。そんな矜持を持つベテラン芸人たちが真剣に音楽とお笑いに向き合ったライブパフォーマンスは、2時間半のステージ中、会場の笑いを絶やさなかった(本ライブの模様は『ゴッドタン』6月23日と30日で放送される)。

 バラエティ番組発イベントの成功例となっている『マジ歌ライブ』。芸人たちが真剣に歌って観客を笑わせる『ゴッドタン』の番組内企画としてスタートしたが、イベントチケットは毎回即完売。2009年に東京・日本青年館で初開催してから、Zepp Tokyo、渋谷公会堂、中野サンプラザ、東京国際フォーラムと年々会場規模を拡大し、昨年はロックの聖地・日本武道館にて開催。いまや毎年恒例の一大音楽ライブイベントへと成長している。

 テレビ東京の17年度決算におけるイベント収入は、前年比20.9%増の9.98億円と好調。決算報告書では、その要因のひとつに『マジ歌ライブ』が挙げられており、同社のイベント収益の大きな柱の1つとなるコンテンツに成長していることがわかる。
(文:編集部・武井保之)

提供元: コンフィデンス

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