モザイクガラスの煌めきと、独特の色使いが魅力のトルコランプ。異国情緒あふれる佇まいは、インテリアを格上げしてくれますよね。その製作体験ができるのが、日暮里にある日本初のトルコランプ教室「ZAKUROらんぷ家」。街歩きで人気の谷中銀座のなかでも、多くの人が訪れるひときわ個性的なお店です。トルコ公認資格を持つ講師が親切に教えてくれるので、初心者でも約2時間で世界でひとつだけのランプが作れちゃいますよ。
場所は人気の街散策スポット、谷中銀座
メディアに取り上げられることの多い、街歩きの人気エリア・谷中銀座。東京観光で訪れるという方も多いでしょう。「ZAKUROらんぷ家」があるのは、谷中銀座のちょうど真ん中あたり。トルコタイルで彩られたエントランスが目印です。
体験クラスは毎日開催されており、HPまたは電話で、好きな時間帯に予約できるフレキシブルさも嬉しいところ。一番小さなサイズのランプで所要時間は約2〜2時間半。
アラジンランプ、シーリングランプ、すずらんランプなどの5〜7種があり、種類は輸入状況や在庫状況によって変動があります。それぞれ大中小のサイズ展開で、初回は小さいサイズで体験される方が多いようですよ。
いざ、レッスンスタート
工房は、最大15名ほどが一度に体験できるくらいの広さで、参加者は自分のペースで作業を進めます。本場で学んだ講師が3名ほど常駐しており、作業のポイントごとに丁寧にレクチャーしてくれます。
まずは、作成するランプのタイプを選び、デザインパターンを考えます。デザインを考える…と聞くと難しそうですが、伝統的なパターンが印刷された白い紙の上に、好みの色のモザイクガラスを並べていけばいいので、初心者の方も大丈夫!
もちろん、ご自分でオリジナルのデザインを考えてもOK!リピーターの方曰く「腕があがって慣れてくると、オリジナリティのある作品を作りたくなります」とのこと。一度体験するとはまる人も多いようです。
30色以上のモザイクガラスで自由にデザイン!
トルコから輸入しているモザイクガラスの色は30種以上もあり、色使い、配列によって全く違ったデザインに仕上がるのが、難しいくも楽しいところ。同じブルーでも濃淡で数種類あり、いずれも美しく、悩ましいチョイスです。
デザインは、あらかじめイメージしておいてもいいし、工房にズラリとならぶランプを参考にしても。台紙の上でああでもないこうでもないと試してみて、ガラスの配列のデザインと色が決まったら、糊付けです。
デザイン通りに慎重に糊付け
講師が透明のランプに糊をぬってくれるので、紙の上に並べたガラスを、その並び通りに貼っていきます。このときのポイントは中心となる大きなパターンから貼っていくこと。大きなパターンのひとつめ作成→糊付け→反対側用の同じパターンの作成→糊付け、と続きます。
その後それぞれの間の小さなパターンを作成→糊付けを同様に2回繰り返します。ここまでくるとトルコランプらしくなってくるので、おのずとテンションが高まってきますよ!
最後はビーズで仕上げ
メインとなるデザインが糊付けできたら、空いているスペースに細かなビーズをつけていきます。ビーズの色も30種以上あり、メインのパターンに合わせてチョイスすると統一感が出てキレイに仕上がります。ビーズは単色使いでもいいし、例えば濃淡のブルーとクリアビーズなど、数種類をミックスして使えば、繊細なニュアンスがでてステキ。
ワントーンのカラーで統一する方や、ミラーボールをイメージしてとにかくカラフルに!という方、イスラム美術の神秘的な雰囲気にしたいから紫×シルバーで、という方など、その人のセンスと好みで、その人オリジナルの様々な仕上がりに。
体験クラスはここまでで終了。糊が固まった後、講師が修正とコーティングを施してくれます。完成までは約2週間。家庭でコンセントにさせば使える状態で渡してくれます。出来上がったら連絡をくれるので、受け取りに行ってもいいですし、配送も受け付けています。
ガラスの配置と選ぶカラーによって、仕上がりの印象が全く違ってくる、トルコランプ。細かな模様が施されていて複雑に見えるけれど、初心者でも簡単にできて、美しく仕上がるのも大きな魅力です。体験の前後には、徒歩3分ほどの場所にある姉妹店の世界一うざいトルコ料理レストラン(!)として有名な「ザクロレストラン」で本場の味を堪能するのもおすすめです!
ZAKURO らんぷ家の基本情報
住所:東京都荒川区西日暮里3丁目15-5
電話番号:03-3822-0610
アクセス:日暮里駅 西口徒歩5分
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
ZAKUROらんぷ家
http://zakuro-lampya.com/
ザクロレストラン
http://nippori-zakuro.com/
【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
坂元 美鈴