スバルBRZ STI Sport(FR/6MT)【試乗記】

さらにBRZらしく

この秋「スバルBRZ」の最上級グレードとしてラインナップに加わった「STI Sport」。その名のとおりSTIの技術が注がれたこのフラッグシップモデルの走りは、一段とBRZらしい、ピュアでストレートな魅力に満ちたものだった。

主役は遅れてやってきた

BRZにもSTIスポーツが登場した。STI(スバルテクニカインターナショナル)がプロデュースする「tS」が、過去に何度か限定販売されたことがあるが、こんどのSTIスポーツは、もちろんシリーズ最上位の常備モデルである。

自然吸気2リッター水平対向4気筒のFRという基本形は変わらないが、すぐ下の「GT」と比較すると、STIスポーツは18インチタイヤを履き、専用チューニングのザックスダンパーとコイルスプリングを備え、フレキシブルVバー、フレキシブルドロースティフナーといったすでに他のSTIスポーツ仕様でおなじみの専用装備をまとう。外観に特別な派手さはないが、スポークの目の詰んだブラック塗装の18インチホイールを見れば、STIスポーツとわかる。

そのほかシートやステアリングホイールなどの内装パーツも専用品にアップグレードされる。それでGTとの価格差は21万6000円。出せば売れるといわれるSTIスポーツが、BRZでなぜこんなに遅れたのか、不思議なくらいである。

先の東京モーターショーにクールグレーカーキのSTIスポーツが展示されていた。以前から「XV」にもある水色系の塗色だが、ボディーの造形が異なると、色の印象もまたこれほど変わるのかと思うほど、BRZをひときわ魅力的に見せていた。でも、あれは100台限定の特別色でとっくに終了。今回試乗したのは、アイスシルバーのMTモデル(353万1600円)である。...

提供元:webCG

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