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シボレー・カマロSS(FR/8AT)【試乗記】


困っちゃうくらいデキがいい

アメリカ伝統のスペシャリティークーペ「シボレー・カマロ」が6代目にフルモデルチェンジ。新世代のプラットフォームを得て、走りはどう変わったのか? パワフルな6.2リッターV8エンジンを搭載した「SS」で、その実力を確かめた。

“正規”で買える唯一のマッスルクーペ

「マスタング」のフォードは日本から撤退して、FCAジャパンも「ダッジ・チャレンジャー」を手がけるそぶりすら見せない今、シボレー・カマロは日本で唯一正規入手可能なアメリカンマッスルクーペである。

知っている人も多いように、カマロは4代目が生産終了した2002年にいったん姿を消すも、マスタングが6代目でレトロデザインでヒットを飛ばすと、同様に初代カマロを思わせるデザインをまとった5代目が2010年モデルで復活した。この新型カマロはそれに続く通算6代目にあたる。

新型カマロのエクステリアデザインも、ご覧のとおり5代目の正常進化版といったところだが、中身は完全に新しい。基本骨格の「アルファアーキテクチャー」は「キャデラックATS」や「CTS」のそれと共通。そして、エンジンにもATSやCTSと同じ2リッター4気筒ターボが用意されるが、カマロが4気筒を積むのは史上初だそうである。

本国ではV6やV8スーパーチャージャーも選べるカマロだが、2017年11月からの発売となった日本仕様のエンジンはひとまず2機種。今回試乗したのは自然吸気V8エンジンを積むSSで、この上級カマロは日本ではクーペのみのラインナップとなる。 V8を積むアメリカンクーペということで、カマロを日本の環境に不向きな巨大なクルマと信じて疑わない人もいるかもしれないが、それは大誤解である。

カマロは約8年の空白の後に復活した5代目で全長は4代目より短くなり、この新しい6代目では、全長全幅全高、そしてホイールベースも含めて、すべてが5代目よりさらに小さくなった。というわけで、4780×1900×1340mmという新型カマロのスリーサイズは、たとえばドイツの有名クーペでいうと、全長は「Eクラス クーペ」と「Cクラス クーペ」の中間の長さしかなく、全高はどちらと比較しても圧倒的に低い。全幅だけはEクラスより少し広いものの、その差は40mm程度である。日本でも意外なほどあつかいやすいサイズなのだ。...

提供元:webCG

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