20連勝中のカーインライジングが8月30日、シャティン競馬場で行われた1000mのバリアトライアルに出走した。
11頭立ての1番ゲートからスタートすると、コース中央を通って徐々に加速。ザック・パートン騎手に強く促されることなく、パブリックアテンションに2馬身差をつけて先着した。走破時計は56秒73。昨シーズンの同時期に行われたトライアルで記録した56秒45と比べても、わずかに遅いだけだった。
ロンジン・ワールドベストレースホースランキングで1位タイに評価されているカーインライジングは、9月6日の香港シーズン開幕日に行われるG3・香港特別行政区行政長官カップハンデキャップ(1200m)で始動。同レース3連覇と連勝記録の更新を狙う。
ヘイズ師「強くなっています」
デイヴィッド・ヘイズ調教師は「これまでで一番大きく、強くなっています。今シーズンもさらに成長できると思っています」と仕上がりに手応え。パートン騎手も「前回よりフィットして、動きや走り方も良くなっていました。来週のレースへ向けて必要なことをしただけです」と振り返った。
ただし、トライアルでは最後まで手前を替えなかったという。パートン騎手は「片方の手前だけで、どうやって直線1000mを走れるのでしょうか。普通の馬にはできません。実戦では、その点を修正しなければなりません」と課題も挙げた。
始動戦後は香港で2週間の検疫に入り、その後オーストラリアへ遠征する予定。10月17日にロイヤルランドウィック競馬場で行われるG1・ジ・エベレスト(1200m)で連覇を目指す。