評価が低い人たちに共通する「朝の習慣」とは?
人の評価は、仕事の結果がすべてではない。じつは日々の些細な習慣が、周囲からの評価や信頼に大きな影響を及ぼしている。では、その習慣とは?
マイクロソフトの元役員で、『世界の一流は「休日」に何をしているのか』などのベストセラーを著書に持つ越川慎司氏が、優秀なビジネスパーソンを徹底的に分析して職場での評価が高い人たちの共通点をまとめた書籍『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』(ダイヤモンド社)から、そのヒントを紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・石井一穂)
「いつも時間に追われる人」がやっているNG習慣
たとえばリモートワークの日。
始業10分前に起きる。
顔を洗って、とりあえずパソコンを開く。
メールを確認しながら朝食を食べる。
「通勤もないし、そのぶん長く寝られる」
そう考えている人は少なくない。
だが、こうした働き方をしている人ほど、なぜか一日中時間に追われている。
仕事を始めても頭が切り替わらない。
優先順位が決まらない。
気づけば午前中が終わり、「今日も何も進んでいない」と焦り始める。
実は、時間に追われる人の多くは、仕事に追われているのではない。
すぐに仕事を始めるのが「良いことである」と考えているのだ。
評価される人は、「自分だけの時間」を確保している
一方で、職場で信頼され、期待されている「一流」たちは、まったく別の行動をとる。
彼らは仕事を始める前に、自分の頭を整える時間を確保している。
『会社から期待されている人の習慣115』には、こう書いてある。
忙しい朝に風呂へ入る。
多くの人は、「そんな時間があるなら少しでも寝たい」と思うだろう。
しかし、期待されている人たちは違う。
朝風呂の目的は「スイッチの切り替え」
越川氏は、その理由をこう説明している。
重要なのは、朝風呂そのものではない。
散歩でもいい。
コーヒーでもいい。
読書でもいい。
大切なのは、「始業前に自分の頭を仕事モードへ切り替える時間」を持つことだ。
仕事ができない人は、「すぐに仕事を始める」ことが大事だと考える。
一方で評価される人は、「仕事を始める頭に切り替える」を大事にする。
その小さな差が、成果や評価を大きく分けているのである。
『会社から期待されている人の習慣115』にはこの他にも、周囲に信頼され、評価されている人の習慣が115個収められている。
「私はもっと評価されていいはず」と感じている人は、多くの気づきが得られるだろう。
(本稿は、書籍『会社から期待されている人の習慣115』の一部を引用したオリジナル記事です)