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ミセス大森元貴が「日本の音楽業界的にあっちゃならない」と語った率直な感覚


いまや日本を代表するバンドとなったMrs. GREEN APPLE。しかし、ヴォーカルの大森元貴は「構想も言っていることも変わっていない」のに、上手くいっている現状にわずかな懸念を抱いているという。ヒットチャートを席巻する当事者が感じていること、そして大森が秘めている音楽業界への熱い思いとは?※本稿は、音楽評論家の柴 那典『ヒットの復権』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。

「夢って叶っていいんだっけ?」
大森元貴が抱えている不安

ヒットチャートを席巻している当事者は、どう思うのだろうか。どんな景色が見えるのだろうか。

2025年、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴に取材する機会があった。「天国」という楽曲がリリースされたタイミングだ。鬼気迫るテンションとダークなモチーフを持つ楽曲の制作について深く話を聞いたのだが、筆者にはそれだけでなく、どうしても問いたいことがあった。メジャーデビュー10周年を迎え、バンドは絶好調だ。少なくともヒットチャート上においては、誰がどう見ても「勝者」になった。その事実を、彼自身はどう捉えているのか。大森はこんな風に語ってくれた。

――10周年というテーマについても聞かせてください。ただ単に10周年を迎えたというだけではなく、今、Mrs. GREEN APPLEはすごく大きな存在になっていると思います。ただ単にヒットしているというだけでなく、大森さんが言う間口の広さと奥行きの深さを併せ持つ形で世に広まっている。フェーズ2に入って言ってきたことがかなり実現したと思うんですが、どんな手応えがありますか?...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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