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スズキが満を持して投入した、コンパクトSUVタイプの新型電気自動車(BEV)「eビターラ」に試乗。スズキの将来を占う量販BEVの第1弾は、「よいものを手ごろな価格で」という彼らのポリシーにたがわぬ一台に仕上がっていた。
いうなれば出来のよい“ゲタ車”
2026年1月に発売されたスズキの新型BEV、eビターラに試乗した。結論から申し上げると――この単語を使うとメーカーやファンから怒られてしまうのかもしれないが、戸建て住宅に住む出来のよい“ゲタ車”を探している人には、すこぶるマッチする一台ではないかと思われた。
スズキeビターラとはどんなクルマかという点については、webCGの各種記事でこれまで何度も述べられてきたため割愛する。車両の詳細については、これとかこれとかをご参照いただければと思う。要するにスズキのBEV世界戦略の第1弾となるSUVタイプのモデルで、ボディーサイズは全長×全幅×全高=4275×1800×1640mm。グレードはベーシックな「X」と上級モデル「Z」の2種類あり、前者の駆動方式はFWDのみ(WLTCモードによる一充電走行距離:433km)、後者にはFWD(同:520km)と4WD(同:472km)が用意されている。
今回試乗したのは、容量61kWhのバッテリーと最高出力174PS(128kW)のモーターを組み合わせた、上位グレードZのFWDである。...