やっぱりすごいクルマだよ
ランドローバーのクロスカントリーモデル「ディフェンダー」に追加された、3列シート8人乗りのロングバージョン「130」。このニューモデルを含むディフェンダーの現ラインナップに、緑豊かな三宅島で試乗。オンロード/オフロードの両方で、その実力を確かめた。
「ディフェンダー130」の登場で広がるラインナップ
都会の喧騒(けんそう)を離れて180km。記者は濃緑がせり出した南国の道を、「ランドローバー・ディフェンダー130 X-DYNAMIC HSE D300」で、のんびり走っていた。ボンネットの向こうには、ともに隊列をなす他メディアさまのディフェンダー。陽光を返すまぶしい後ろ姿を眺めながら、記者は思った。「東京に帰りたくねえ」……じゃなかった。「ディフェンダーも、ずいぶん大所帯になったなぁ」。
記者がいるのは、東京・三宅島。活発な地球の営みが生んだ、ラギッドな火山島である。なぜそんなところにいるのかというと、ジャガー・ランドローバー・ジャパンが、自然豊かなこの地で試乗会を催したから。ディフェンダーのラインナップに3列8人乗りのロングモデル、130が追加されたこの機に、あらためて同車の魅力を知ってもらおうというのがそのよしである。
それにしても、やっぱり思う。ディフェンダーも大所帯になった。車形だけでも3ドアの「90」に、5ドア・標準ボディーの「110」、同ロングボディーの130と3種類あり(英本国にはパネルバンもある)、エンジンには2リッター直4ガソリンターボとマイルドハイブリッド付きの3リッター直6ディーゼルターボを用意。110には2列5人乗りに加え、3列7人乗りのシートレイアウトも設定されている。「HSE」やら「X-DYNAMIC」やらといったグレード違いも勘定に入れたら、仕様はいったい何種類になるのでしょう?
加えて、機能を拡張したり外装を変えたりといったオプションパッケージも豊富に用意されているわけで、公式ウェブサイトでカーコンフィギュレーターをいじっているだけでも、どんどん時間が溶けていく。うーむ。こんなに夢が広がるクルマって、最近あっただろうか?...