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レクサスRZ450eプロトタイプ(4WD)【試乗記】


じっくり見極めよう

すべてを電気自動車(BEV)にという道筋には懐疑的な姿勢を貫くトヨタだが、2035年にレクサスをBEV専業ブランドにすることはすでに公表している。その実質的なスタートといえるのが初のBEV専用車「RZ」だ。プロトタイプモデルをサーキットで試した。

bZ4Xのレクサス版

結果的にRZはどうも難しいタイミングで世に出ることになったようだ。すでに2022年4月に発表されてはいたが、その直後に兄弟車たる「トヨタbZ4X」と「スバル・ソルテラ」が、スタッドボルトが緩んでホイールが脱落する恐れがあるとして、発売早々リコール(当然RZも対策する必要があったはず)対象となったのはご存じのとおり。ようやく販売再開にこぎつけ、次はRZというところだったが、レクサスのトップである佐藤恒治トヨタ次期社長が先ごろの記者会見で、2026年には次世代のBEVを発表すると明らかにした。ということは、RZは発売前にもかかわらず、旧世代であると言われたようなものではないだろうか。もちろんトヨタ/レクサスに限らず、世界中の自動車メーカーがBEVの将来像を見通すべく試行錯誤しているのが現状ではあるものの、なんだかちょっとRZに同情してしまうのである。

レクサスとして初めての専用開発BEVであるRZは、ざっくり言えばトヨタbZ4X/スバル・ソルテラのレクサス版である。まだ正式発売前の日本仕様プロトタイプという位置づけだったため、サーキットで行われた試乗会の時点では詳細なスペックは明らかになっていないが、当日資料として配られた主要諸元によれば、レクサスRZのボディー外寸は全長×全幅×全高が4805×1895×1635mmとbZ4Xよりも若干長く幅広い。彫りの深いアグレッシブなスタイルを持つためと推測されるが、BEV専用プラットフォームはbZ4Xなどと同じものと思われ、実際2850mmのホイールベースは同一、前後輪間のフロア下に搭載する駆動用リチウムイオン電池の71.4kWhという容量もまったく同じである。WLTCモードの航続距離は494kmという。いっぽうbZ4Xの4WDは487kmである。...

提供元:webCG

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