ジムニーならこわくない
ファンから熱く支持される軽規格のコンパクトオフローダー「スズキ・ジムニー」。その現行型も、今年で誕生から4年。このたび環境性能を高めるべく改良が加えられた。世界的にも貴重になりつつある古典的クロスカントリー車の魅力に、あらためて触れてみよう。
市街地での燃費改善に効果あり
モデルチェンジから早4年、20年ぶりに刷新されたジムニーの新型は路上でもうすっかりおなじみだ。プロスペックのミニ四駆がこんなにたくさんオーバーグラウンドに出てきちゃっていいのだろうかと思うほど、街なかでもよく見かけるようになった。でもそれが4代目ジムニーの新しいキャラであり、大きな“功績”でもあると思う。
人気は相変わらずで、積み上がる受注に生産が追いつかない。スズキの広報部でも納期についてのアナウンスはしなくなった。筆者の知り合いに去年オーナーになった人がふたりいるが、両名ともたっぷり1年半待たされたという。
そんな好調ジムニーの最新ニュースは、MTモデルにアイドリングストップ機構が付いたことである。マイルドハイブリッドもフルハイブリッドもないジムニーにとって、アイドリングストップは重要な省燃費アイテムで、2021年9月にATにはインストールされていた。
アイドリングストップする新型MTのカタログ燃費はWLTCモードで16.6km/リッター。従来型と0.4km/リッターしか違わないが、市街地モード(WLTC-L)では14.4から15.6km/リッターに向上している。
試乗したのは最上級の「XC」(180万4000円)。最近は2ペダルの自動変速機付きモデルと3ペダルのMT車を同一価格で売るクルマも多いが、ジムニーは昔ながらにMTのほうが一律9万9000円安い。...