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トヨタ・ランドクルーザー【試乗記】


本物を選ぶということ

14年ぶりのフルモデルチェンジを経て登場した新型「トヨタ・ランドクルーザー」で、本格的なオフロードコースに挑戦。従来モデルからすべてが刷新された300系の悪路走破性能は、ドライバーが空恐ろしさすら覚えるほどの高みに達していた。

納車待ちは2年以上に

いま300系ランドクルーザーのサイトをのぞくと、まず現れる情報が「納車目途に関するご案内」だ。前回(2021年9月上旬)の取材時点では「1年以上」とアナウンスされていたが、現時点では「2年以上」ということになっている。ちまたの報道ではやれ3年だ5年だとサスケの主題歌のようにバックオーダーの数字をあおり合っていたが、そこまでとは言わずともまぁまぁな感じになっちゃってることはトヨタも認めざるを得ない。それほど引く手あまたということだろう。

折しも、世界的な半導体不足や各国のロックダウンによる部品供給の滞りなどで、業界全体が調達面で課題を抱えている最中である。中東・豪州・ロシアという、ランクルにとっての3大マーケットの供給を支えながら、過熱する日本での受注をさばくのは容易なことではないだろう。ユーザー側にとっても、“納期が2年以上”ということは車検による代替に応えてもらえない可能性もあるわけだが、ランクルはホイホイとモデルチェンジを重ねるクルマでもないので、ここはもうじっと我慢するしかない。

……と、前回の市街地試乗でも同じことを思ったわけだが、いよいよ悪路試乗の機会を得て、今回はかなり真面目に自分ごととしてそれを考えさせられた。そもそも、ランクルという銘柄自体に憧れは抱いていたが、悪路を経験してみると、その総合能力やコスパはいよいよ唯一無二かと、“ジムニー推し”の僕でさえそう思ってしまう。...

提供元:webCG

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