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福原遥、オフの日も「とことんせりふを覚えています(笑)」 リフレッシュ法は現場で“和気あいあい”【オリコン ライターズ】
主人公・密子=「つかみどころがないけれど、気になって、惹きつけられてしまう人」
そんな謎多きドラマの秘密を探るべく、まずは福原の取材現場に潜入。アメコミヒーローを意識(?)したゴーグル姿があまりに怪しすぎたせいか、挙手してもなかなか当てられずに心が折れそうにもなったが、なんとか時間ぎりぎりで、「役づくり」について次のようなコメントを引き出すことに成功した。
「『この人は何を考えているんだろう?』と思わずにはいられないような、人を惹きつける魅力を出せればと演じています。表情もころころ変わって、つかみどころがないのだけれど、気になってしまう。そんな人物に見えていたらいいなと思います」
天使か悪魔か…福原は「これまでにない役で難しい」と付け加えたが、きっとその困難を乗り越えて天使にも悪魔にもなった姿を見せてくれるはず。そんな期待を抱かせた。
松雪泰子をリードする役柄に「すごく緊張。でも、心強い」
まず気になったのは、密子が介護士から大企業の役員へと変身させる松雪泰子演じる今井夏との関係性。福原は「密子が夏さんを引っ張っていく部分があるので、毎回、すごく緊張します」と吐露しつつ「でも、すごく柔らかい方で、私の役柄にも気を配って『難しい役だけど頑張ろう!』と声をかけてくださるので、とても心強いです」と語る。
密子役についても、「きちんと役についていけるように、もっと密子として遊べるようになっていければ」と語る。先輩に導かれて、ドラマのなかで彼女が女優として成長していく姿も、本作の見どころのひとつかもしれない。
そして、1話を見て目を引いた「衣装の豪華さ」についても深掘りしてみると「『密子ってこんな感じだよね』とスタッフの方々と話し合いながら形づくっているので、この衣装を着ると密子になれる、密子になったなというスイッチが入ります」と答えた。
ダークな役柄だけに、そうしたスイッチの切り替えやリフレッシュも大切だろう。オフの日の過ごし方を聞いた。
「オフの日は、とことんせりふを覚えています(笑)。撮影は毎回すごく緊張しますが、チームがとても明るくて和気あいあいとしているので、それがリフレッシュ方法ですね。志田彩良ちゃんも中学生のときから仕事を一緒にしているので、共演の方々にも助けられています」
丁寧な受け答えのなかにも、主演としてドラマを引っ張る覚悟を感じさせた福原。最後に、まったく予想がつかない今後の展開について質問すると、こんなヒントをくれた。
「密子の内に秘めたものが、なんなのか?その秘密を描きながら、サクセスストーリーであり、サスペンスドラマであり、そしてラブストーリーでもあるという、ジェットコースターのようなドラマです。まさかと思うような展開が待っているので、みなさんいろいろと予想しながらご覧いただければうれしいです」
1話だけでは、まだ多くの謎に包まれたままの『マル秘の密子さん』。いまのところラブストーリー的な要素はほとんど感じられないが、ここから誰と誰のどんな恋愛が繰り広げられるのか? きっと一筋縄ではいかない“まさか”が、待っているはずだ。
(取材・文/マイティ・M)
※取材の模様は、14日放送の『ライターズ!』(日本テレビ 日曜深夜1:30)でもご覧いただけます。
土ドラ10『マル秘の密子さん』(外部サイト)
https://www.ntv.co.jp/maruhi-mitsuko/(外部サイト)