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NMB48渋谷凪咲「世界一明るい卒業ソング」に込めた11年間のアイドル人生 山本望叶ら次世代メンバーに託す思い
“人生のテーマソング”ともいえる卒業曲 初めて聞いたタイトルに衝撃「秋元さん大丈夫ですか?(笑)」
渋谷秋元さん大丈夫ですか?と(笑)。最初に聞いた時にめっちゃ笑ったし、めっちゃうれしかったです。こんなにインパクトと面白いが合わさったタイトルってもうこれ以外にないなと。自分にぴったりなタイトルですし、いい意味で“アホっぽい”というか、ド直球ストレートな感じがすごい素敵だなと思いました。「やすし最高」と言いたい(笑)。
山本凪咲さんって、素直に全力で頑張るみたいなところが魅力的な方なので、このシンプルなタイトルがすごく凪咲さんらしくていいなって思いました。
――卒業ソングとしてはかなり明るい雰囲気の楽曲になっていますよね。
渋谷テーマが「世界一明るい卒業ソング」なんです。でも、要所要所に「バイバイ!突然すぎる」とか、「切ないけれど思い出いっぱい残ってる」とか、別れ際の素敵な言葉があるんです。あと、メンバーに卒業を伝えた時にキャプテンの小嶋花梨ちゃんから「本当にありがとうございました」と言われてすごくうれしかったんですが、それより前に届いた歌詞だったんですが「だけど僕は泣かないよ ありがとう」という言葉があって…。秋元先生はみんなの気持ちが全部分かってたのかなって思いました。
凪咲そうなんです。「可愛いだとか スタイルがいいとか ルックスだけじゃなくて 独特のセンスが誰とも比較できない」という歌詞も、それを大切にこの世界で勝負してきた私の11年間を書いてくださったようで。だからもう卒業ソングというか、私の人生のテーマソングのようなものをいただけたと思っています。
――山本さんはそんな凪咲さんの卒業ソングをどのような気持ちで歌ったのでしょうか。
山本私の凪咲さんへの気持ちと重なる部分が多くて、歌いながら苦しくなったり、思い出を思い出しながら歌ったりしていました。でも、ミュージックビデオ(MV)撮影では、最初から最後まで笑顔が絶えなかったんです。こんなにもずっと楽しいMV撮影はなかなかないので、凪咲さんの笑顔の影響ってすごいなと改めて思いました。
渋谷最後だからこそ、この幸せな環境を一瞬一瞬かみしめて過ごさないといけないと思っていましたし、私が一番楽しんでいる姿を見ていただくことがファンの皆さんも一番楽しんでいただける方法じゃないかなと思いました。