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X-BORDER、7人体制初のシングル発売 メンバーの脱退・加入を経たいま「化学反応のような統一感が生まれた」

 昨秋にメンバーが3人加入したX-BORDERが、7人体制初のシングル「リニアモータースター」を発売した。約2年半ぶりの新作を始め、メンバーの脱退を乗り越えた現在の心境や新メンバーのキャラクターについて語った。(※山本琉伊は、都合により欠席)

新曲は「X-BORDERらしくない1曲」メンバー加入で再スタートしたグループの新境地

――メンバーが3人加入し、昨秋より7人体制になりましたがいかがですか?

日野誓 4人で活動していたのですが、ライブの迫力に欠けるものがあって、納得のいくパフォーマンスができずにいました。そこに黒沢眞嘉、桜木柊、白城博が加入したことで、満足のいくものを表現できるようになりました。
黒沢眞嘉 4人編成の頃よりも、確かにカラフルな雰囲気になったと思います。7人それぞれに個性があって、それが1つにまとまると、化学反応のように不思議と統一感が生まれ、いろいろな可能性や魅力を感じるグループに進化したと思います。
榊原りょう 僕も途中加入のメンバーではあるのですが、3人が加わったことで、明らかに異なる雰囲気になりました。フレッシュな気持ちでグループ活動ができている充実感があります。
――そして、約2年半ぶり2作目となるシングル「リニアモータースター」が完成しました。

二兎ルキア 未来の車両である「リニアモーターカー」のように、ファンの皆さんと一緒にさらに上を目指す気持ちを表現できた楽曲です。完成した楽曲を初めて聴いた瞬間から、お気に入りになりました。
桜木柊 いままでのX-BORDERにはない疾走感のある雰囲気に仕上がったので、新体制になって勢いが増した姿を感じてもらえると思います。
白城博 正直に言うと、X-BORDERらしくない1曲です。いままでは、インパクトとカッコよさを重視した楽曲が多かったのですが、今回は爽やかで夢が広がるような雰囲気で、再スタートした僕らを感じてもらえる内容になったと思います。
日野誓 振り付けも、いままではテクニックなど“魅せる”ことにこだわったものでしたが、この曲は皆さんと一緒に“踊れる”キャッチーなものになっています。パフォーマンスに関しても、未来に向かって共に進んでいこうという雰囲気を出せたと思います。だから、皆さんがライブでどういう反応を示してもらえるのかが楽しみですね。

各メンバーのジャケット盤にはソロ曲も収録「全作品コンプリートしてほしい」

――「WAITA」もライブで盛り上がりそうな1曲。

桜木柊 最初にこの曲を聴いた時、抵抗感がありました。ふざけた感じの歌詞なので「これを歌うのか…」って。でも、実際に歌ってみると自然に楽しくなって、ライブでも観客の皆さんと一体感を味わえるものになった。いまとなっては大好きです。

――すでにライブでも披露されているのですね。

桜木柊 はい。僕がライブのセットリストを作成することが多いのですが、「英雄ビリーバー」も毎回入れたいくらい大好きな1曲です。
黒沢眞嘉 「英雄ビリーバー」の2番の歌詞に心を奪われます。言い訳ばかりして、現実から逃げ出していた自分を振り返ることができて、前に進まなくてはという気分にさせてくれます。

――通常盤には「trance up!!!」という、こちらも前向きな気持ちにしてくれる楽曲が収録されています。

榊原りょう これは僕が加入する前からあった、X-BORDERの代名詞と言える楽曲です。ずっと音源化されてなく、ようやく収録することができました。このメンバーになって、楽曲に新しい魅力を吹き込むことができた気がします。
――また、本作はメンバーそれぞれのジャケット盤も発売。そこには、ソロ曲も収録されていますね。

日野誓 いままでCD化されていなかった楽曲も音源として残しておきたいと思い、ソロ曲で収録しました。
黒沢眞嘉 僕が歌わせていただいた「Run de Boo!!」は、僕が初めて観たX-BORDERのライブで披露していた楽曲です。歌詞だけを見ると、ちょっと照れてしまうような内容なのですが、それをクールに表現している姿に魅了されて、加入したいと思いました。だから、この楽曲を歌えて光栄でした。
白城博 それぞれのソロ曲では、7人の個性や色を感じてもらいたいです。また、この作品が自分にとっての初のCD作品になるので、感慨深いですね。ジャケットも収録曲も異なるので、全作品コンプリートしてもらいたいです。
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