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ダンス&ボーカルグループ「BLACK IRIS」が遂にメジャーデビュー! 目指すは世界、勢い増す韓国アイドルに対する想いとは

BLACK IRIS

 BLACK IRIS──直訳すれば、黒い瞳の虹彩(こうさい)。西洋でも“ミステリアス”のニュアンスを含む、“黒い瞳の虹彩”を持つ9人の青年たちによるダンス&ボーカルグループがこのBLACK IRISだ。デビューアルバム『METEOR』では、オリコンデイリーアルバムランキング1位を獲得。そして11月9日、メンバーの杉本琢弥が作詞作曲した「Super Nova」で、遂にメジャーデビューを果たす。彼らの魅力、楽曲に込められたメッセージ、また勢い増す韓国アイドルに対する想いも含め直撃した。

「ラストチャンス」「ここまで我慢してきて良かった」9人それぞれの想いを乗せたメジャーデビュー

――改めて、グループ名に込められた想いを教えて下さい。

川崎翔太 「BLACK IRIS」は日本人の瞳が黒目なので、それにちなんでBLACK IRISと名付けました。

杉本琢弥 世界にいずれ羽ばたくという願いも込められています。もし本当に世界進出できたら、“黒い瞳の虹彩”として説明しやすいかなと思いますし、その時にまた「BLACK IRIS」の名がもっと意味を持つのかなという気がしています。
――デビューして4年。新メンバーも加入しましたが、振り返っていかがですか?

半田豪 僕は芸能活動のことを何も知らずに飛び込んだので、最初は不安しかありませんでした。ですがメンバー全員仲が良いし、一日一日を楽しく全力で生きてきて、気づけばメジャーデビューまで来たな、と。

斉藤広樹 コロナ禍で一度活動を制限されたのですが、琢弥のTikTokがバズったり、新メンバーの浅川真樹、風道千、長島翔平、佐原至恩らが入ったりと、今が一番正念場に立っているように思います。

早野李勇 歌もダンスも伸び悩んだり、満足の行くパフォーマンスが出来ない中で、ステージに立つという葛藤、コロナ禍でお客さんの数が増えない焦り、様々なつらい時期を乗り越えてきました。だからいつもここにいるメンバー、スタッフ、何よりEyes(アイズ)(ファンの名称)への感謝を忘れないよう生きています。もっと多くの人に知ってもらえる5年目になればいいですね。
――新メンバーの皆さんはいかがですか?

浅川真樹 僕は最年少で、自分のことでいっぱいいっぱいでした。キャラ設定や立ち位置、歌やダンス、視野狭窄に陥りましたが、メンバーやスタッフに支えられて。

風道千 9人いたら9人の違う言葉の重さがあるのが、グループの良さだと思っています。以前は別のグループにいたのですが、「BLACK IRIS」には「これがラストチャンス、ここでがむしゃらにやるしかない」という魅力を感じています。

長島翔平 コロナ禍で不安に陥った時に出逢ったのが「BLACK IRIS」でした。入った瞬間、「ここまで我慢してきて良かった」と思えるほど好きな歌やダンスを与えてくれ、このグループでもっと大きな場所へ生きたいと感じます。
佐原至恩 僕は小学生の頃から浮きっぱなしで生きてきたんですが(笑)、このグループは音楽スキルの高さなど、ここなら僕の夢を叶えられるんじゃないか、いい夢が見られそうだと感じています。

――ではメジャーデビューのうれしさはひとしおでしょう。


杉本琢弥 2年目の7人体制でCDを出したのですが、そこでコロナ禍。率直に時間がかかった…という印象ですね。ですがアイズたち、誰かが見てくれていると希望を感じた4年間でもあり、うれしいというより、「ここからだ!」と言う気持ちですね。

9人の個性を生かした自作曲、キャッチーかつ、格好いい=「キャッこいい」世界観に

――「Super Nova」は杉本さんが作詞作曲されたそうですが、どのようなイメージで制作されましたか。

杉本琢弥 個性あるこの9人を生かせるよう3分間の中で、それぞれが特異なパート、音域を把握しながら歌割りも考え作成しました。

長島翔平 すごく今の時代に合ったキャッチーな曲だよね。メロディも残るし。

斉藤広樹 「うちの琢弥ってすげえな」って思ったよね。
佐原至恩 「終わりのない旅」というフレーズが、自分たちを表しているようにも感じたよ。

早野李勇 超新星「Super Nova」というタイトルで、僕は9人で9つの星があると思っているんですよ。星って同じ星はない。この個性あふれる9つの星で、全員が主人公で、それぞれの役割を果たせていけたらと思います。

風道千 両手のひらを上に向けて回転する振り付けは覚えやすいから、皆にも真似してほしいな。
――「Chimera」「TIME」はどのような楽曲に?

杉本琢弥 「Chimera」=キメラは神話上、遺伝子が配合されて複数の動物が1つの動物に錬金されるというイメージがあります。この9人のキメラ。それぞれ別の生体が1つの強い力になる、その姿や世界観を共有したいと思い作りました。

川崎翔太 俺は「TIME」も好きだな。コーラスがメインなので是非寝る前に聞いてみてください!
――9人それぞれの音楽観や意見がありますが、統一されたコンセプトのようなものは?

杉本琢弥 衝突することが少ないんですよ、僕たち。

川崎翔太 プロデューサーから提案されたことを、僕たちの中で揉んでいく感じだよね。

長島翔平 (ボソッと)「キャッこいい」

全員 (爆笑)
川崎翔太 来た来た! 彼はコンセプトあるみたいですよ(笑)。

長島翔平 いや(笑)。「BLACK IRIS」の曲ってキャッチーですけど、それをダンス&ボーカルグループがパフォーマンスするんで、格好いいじゃないですか。その2つ合わせて「キャッこいい」。なんか誰も受け入れてくれないし、メディアの皆さんの前でも初公開なんですけど(笑)。

川崎翔太 (皆でゲラゲラ笑いながら)流行るといいね(笑)。

韓国アイドルには「リスペクトしかない」 日本が“負けてないところ”とは?

──本当に仲が良いですね(笑)。皆さんにとってアイズはどんな存在ですか?

長島翔平 僕たちを輝かせてくれる存在であり、“理由”だよね。さっき至恩が僕たちを9つの星に例えてくれましたけど、そういう意味では「太陽」かもしれないですね。惑星は「太陽」がないと輝けない。それが僕らにとってのアイズなのかもしれません。

杉本琢弥 コロナ禍ですごく皆、窮屈な生活を余儀なくされて、そこで改めてエンタメが必要とされている気がするんです。アイズのみんなにも、新規の方にも、もっと明るく自由な世界を、エンタメを通して作っていきたいと思っています。

ほか全員 今の言葉「キャッこいい」な!(笑)
――ありがとうございます(笑)。ここ最近はK-POPの勢いが目覚ましい。日本のアイドルとしてどう感じられますか?

川崎翔太 もうハイブリッドで、基本から違いますね。スキルがやばい。リスペクトしかない。

早野李勇 ただある意味、いつもロボットのように揃っているから、僕らの方が人間味があるかもね(笑)。個性とか。

風道千 完成度では勝てないかもしれませんが、心から滲み出した本気の楽しさ、醸し出すものは俺らも負けてないと信じたいです。それぞれ個性があって、伸びしろがあると取ってもらえるとうれしいですね。
――では最後にメッセージを。

杉本琢弥 本当にアイズのみんなの力がなかったらここまで来られませんでした。可能であれば、武道館、世界へと僕たちは飛び出していきたい。僕たちは常にアイズの近くにいます。アイズの中にあるBI。これを忘れずに、大きくなる僕たちの姿をそばで見守ってほしいと思います。

長島翔平 そうですよね。グループとして、キャッこよく、それを皆さんにキャンじて(感じて、というのを噛んだ)

その他全員 (爆笑しながらそれぞれに)今、素が出たね。キャンじないで。感じて(笑)。

長島翔平 (苦笑)……「感じて」もらえたら、うれしいです。


(取材・文/衣輪晋一)
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