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渋谷の3D“秋田犬”、“新宿の猫”とコラボの可能性は? コロナ禍で苦境の屋外広告に希望「人類が移動をやめない限り需要は残る」
変化する広告媒体、ネットに負けないアナログ手法「人類が移動をやめない限り需要は残る」
「これは私見ですが、屋外広告はインターネット広告と違った体験を提供できると思っています。ネットであればどこにいても見られますが、屋外広告はその場に行かないと出会えない。ネットだと何度も同じ広告が出てくるのを嫌う方もいらっしゃいますが、屋外広告だと1年間同じものを見続けてもストレスを感じることはあまりないと思うんです。それだけ街の風景に溶け込み、その一部として味わうこともできるのではないでしょうか」
確かに、大阪・道頓堀のグリコ看板にしても、東京のビルの屋上に長年掲げられた看板にしても、もはや街の風景の一部として認識している人は多いだろう
「時代は変わっても人類が移動をやめない限り、何かを見せたいという人や企業がある限り、屋外広告の需要は残ると思っています」。
今回の「超巨大“秋田犬”3Dカラクリ時計」もまた、そうして街の風景として馴染み、人々の記憶に残っていくかもしれない。
「今回は盛り上げていただいて本当にありがたいですし、シンプルに楽しんでいただければと思います。ハチ公前広場や宮益坂交差点のあたりで映像を見ていただく方は、密にならないように、また熱中症にも十分お気をつけいただければと思います」。
※動画は午前7時〜午前0時の間、毎時0分に30秒放映。当面、午後7時は放映がなく、メンテナンスや広告放映の関係で実施されない時間もある。