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『競争の番人』キャスト・登場人物・出演者一覧、相関図【2022年7月期放送】
小勝負勉/坂口健太郎
20歳で司法試験に合格。東大法学部を首席で卒業後、どの会社・官庁にでも就職できたのに、あえて公取委に就職したことで、まわりからは「もっといいところに入れたはずでは?」と度々疑問を投げかけられる。小勝負自身は公取委で働くことにこだわりがあるようで、「弱くても、戦わなきゃいけない」と使命感を燃やす様はどこか狂気じみている。その理由は小勝負の過去に関係が?他の審査官とは違う独特の視点や洞察力がある一方、人とは違う調査の仕方で周囲からは変わり者と思われている。
白熊楓/杏
男勝りな性格で、警察官の父に憧れ、自らも警察官に。しかし、ある事件で犯人を目前で取り逃がしてしまい、そのことが問題視され公取委への異動を命じられる。実直で感情のままに行動し、頭で考えるよりも先に、気持ちと身体で体当たりしていく。企業への立ち入り検査のほかにも、事情聴取や、張り込み・尾行など真実を突き止めるために、警察のようなことも行う一方、警察のような強力な権力を持たない公取委の調査には、さまざまな障壁があることを知り、公取委の実情に驚く。
桃園千代子/小池栄子
ひょうひょうとしつつも、常に明るく、人付き合いが上手。公取委にとって重要な聴取も、人心掌握術に長ける桃園にはお手の物で、特に中年男性にはウケが良い。公取委が国民にあまり知られておらず、利権も人材も予算もないという現状を憂いている。
風見慎一/大倉孝二
立ち入り検査などで現場を仕切るリーダー的立ち位置だが、小勝負(坂口健太郎)や白熊(杏)に現場で勝手な行動をされたり、トラブルを起こされたりと部下に翻弄される。上司や官公庁に対して絶対的に腰が低く、公取委のことを「弱小官庁」と卑下している。
六角洸介/加藤清史郎
育ちの良いお坊ちゃんで、新人の白熊(杏)に、明るく元気に公取委の仕事を教え、桃園(小池栄子)ら先輩たちには後輩としてどんな無茶振りにもこたえる“ダイロク”のムードメーカー的存在。
藤堂清正/小日向文世
国交省の官僚として建設会社との黒いうわさがささやかれている人物。小勝負(坂口健太郎)とは過去に何やら因縁があるようで、一方的に特別な思いを抱かれている。“ダイロク”や小勝負にとって最大の敵となって行くのだが、謎多き存在。
大森徹也/黒羽麻璃央
白熊(杏)の彼氏で、刑事時代の同僚。力が入りすぎるあまり空回りする白熊を常々心配している。
緑川瑛子/大西礼芳
検察庁から公取委に出向している。小勝負(坂口健太郎)らと一緒に企業の不正を暴くために協力してくれる存在。小勝負とは東大時代の同期で、学生時代から天才だった小勝負のことを知っているが、それ故に、なぜ小勝負が公取委にいるのか疑問に感じている。
紺野守里/石川萌香
企業が不正にデータを隠したり、破損させた際に、データの復元などを行う。企業があの手この手を使って隠そうとするデータを復元することができる守里は“ダイロク”にとって重要な存在。
本庄聡子/寺島しのぶ
もともと、公取委には第一審査から第五審査までが存在しており、小勝負(坂口健太郎)や白熊(杏)がいる第六審査は公取委の可能性を広げるために本庄が新たに立ち上げたチーム。そして本庄は、謎多き小勝負の過去を知る唯一の人物でもある。公取委が調査する上で、重要事項の決断は、公取委のトップにいる委員長と4人の委員の議決で決められる。普段は物腰穏やかで上品な本庄だが、小勝負や白熊が企業の不正を暴く証拠を見つけるため、委員会のトップを自ら説得するなど内側には誰よりも熱い正義心がある。