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DAIGO、料理番組MC抜擢は“想定外” ロックスター目指していたデビュー20周年を回顧
まさかロックスター目指していた男が料理番組をやらせてもらえるとは…「1日10本撮りも幸せ」
DAIGO本当に楽しくやらせてもらっています。料理初心者の僕に自由にやらせていただいている番組の懐の深さを感じます。
――月2回、大阪のスタジオで1日10本撮りされているのですよね。
DAIGOそうなんです。これまで色々なお仕事させていただいてますけど、10本撮りっていうのは人生で初めてで。最初は不安もあったんですけど、料理が本当においしいから、“次は何だろう!”と元気をもらえて、10本撮りも全然問題なく行けちゃってますね!
それに、まさかロックスター目指して音楽をやっていた男が、昼間に料理番組をやらせてもらえることになるとは思っていなかったので(笑)。結婚して娘も生まれて、料理をやっていきたいというタイミングと重なって、本当に人生何があるかわからないなと思いましたし、やったことないことにチャレンジできるのは幸せなことだなと思いますね。
作った料理を妻と娘が美味しく食べてくれる幸せを実感 妻は“DAIGO料理本”に期待
DAIGOすごく感じますね。紹介した料理をうちの母親がその日に作っていたり。妻もいつ本が出るのか楽しみにしてくれています(笑)。L'Arc〜en〜CielのHYDE さんとか、嵐の相葉雅紀くんにも「観たよ」って言われて、めちゃくちゃ嬉しかったですね。この間もお世話になっている歯医者さんに「ニラ焼きそば作ったよ」と言われたりとか(笑)。僕がやらせてもらっているからとかそういうことじゃなく、皆さんの献立のレパートリーが広がって、実際に作ってみたとかそういう流れができていて、良い番組だなって。
DAIGOほぼ何も知らない状態ではあったので、全部が勉強になっていますね。家の中のことは僕もやっているんですけど、料理だけはこれまで基本的に妻に任せていたので、これからお互いの仕事が重なる時ももちろん出てくるし、そういう時にパパっとごはんを作れるようになったらというか、ならなきゃいけないと思っています。
――教わった料理を家庭でも実践されてみましたか。
DAIGO現状は僕が全部作るということはまだなくて、妻が作ってくれて、隣で食器を洗うとかは多々ありますね。でも、この間番組で教わった『豚肉のかま玉うどん』を作ったんですよ。妻も娘もめちゃくちゃ食べてくれて、すごく好評でしたね。豚バラとネギの具材が残っていて、それもごはんに載せて食べてくれていましたから。習った料理を自分で作って、美味しいって食べてもらえる幸せというか、喜びみたいなものを改めて知るひと時でしたね。
人生を変えた氷室京介との出会い「あの時メジャーデビューしていたからこそ、今がある」
DAIGOたくさんあるんですけど、まずは25歳の時に僕が憧れていた氷室京介さんに曲を書いてもらったことですかね。あの時メジャーデビューしていたからこそ、今があると思うので。『DAIGOも台所』もやらせてもらっていますけど、メジャーデビューがなかったら正直どうなっていたかわからないんですから。そのチャンスをくれた氷室さんとの出会いは、1つ大きなポイントでした。
DAIGO“ITI”ですかね。I=色々、T=作って、I=いきたい。クリエイティブしていきたいって思いますよね。僕はミュージシャンだから、音楽ももちろんこれからも作っていきたいし、料理も作っていきたいし、もしチャンスがあればまた違うクリエイティブも作っていきたいなっていうのはあるので、人生をよりクリエイトしていけたらいいなと思います。