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野原遥が結婚相手とのノンストレスな夫婦関係語る【バチェラー連載Vol.3】

 Amazon Prime Videoにて配信されている恋愛リアリティー番組『バチェラー・ジャパン』シーズン3に参加した野原遥氏。現在は姿勢・ウォーキング講師として活動するかたわら、野菜ソムリエの資格を取得し「持続可能な健康美」を発信している。

 『バチェラー・ジャパン』シリーズ参加者の「今」について追求する本連載の第三弾となる今回は、野原氏の恋愛観から、現在の仕事、そして『バチェラー・ジャパン』シーズン3のバチェラーを務めた友永さん夫妻との関係に迫る。

 豊かな表情としなやかな立ち振る舞いで、自らの考えを力強く述べてくれた野原氏には、思わず悩み相談をしたくなるような頼もしさが感じられた。

ジェットコースターみたいな20代を経て、たどり着いた夫との関係

――『バチェラー・ジャパン』シーズン3参加の前後で、ご自身に変化はありましたか?

野原遥(以下、野原):気持ちの変化みたいなものはあまりなかったです。「結婚観は変わりましたか?」と聞かれることもありますが、むしろ参加してみて自分の結婚観はやはり変わらないと気付きました。このままでいいのだという自信にもつながりましたね。自分が結婚に求めているものは、育った環境や境遇が似ていることや、本当に寄り添いあえる関係かどうか。今、結婚してみてわかるのですが、結婚って本当にチームだなと思っています。だから、どれだけ信頼関係を築けて、心を許し合えるかが一番重要だと思います。

――旦那様との馴れ初めを聞かせてください。

野原:私の男友達の後輩です。年下が恋愛対象外だったので、恋愛に発展することは全く想定せずに、お友達として紹介されたという感じでしたね。20代の頃は年上の方がタイプだったのですが、この時はじめて年下の方とお付き合いし、何かすごくがむしゃらで、純粋で、純朴なところが素敵だなと思って。年上の方って、全員ではないけれど「自分が出来上がっている」感じがします。ビジネスでもそうですし、性格とかもそうですよね。私もこんなタイプなので、そこが結構ぶつかりやすかったんです。(笑)でも今の夫とは、うまくでこぼこがはまったという感じで、一緒にいる自分がすごくリラックスできています。
――初めてスパッとはまったときの感覚ってどうでしたか?

野原:心が楽でした。自分の心の健康がこんなにも保たれるのだと思いました。それまでは気持ちの浮き沈みが激しく、ジェットコースターみたいで。20代の頃は気持ちを男性に振り回されがちだったのですが、今の夫とはそれが一切ない。ノンストレスで、安らかで穏やかな関係ですね。

――インスタグラムでの結婚報告の写真で野原さんがスーツ姿なのが印象的でした。衣装へのこだわりなどもあったのでしょうか?

野原:あれは『バチェラー・ジャパン』シーズン2に参加されていた小口那奈子さんのブランドなんです。かっこいいスタイルが自分でも好きですし、イメージもそう思われがちなので、私らしいといったらやはりパンツスーツが一番かなと思って選びました。
――まさに個性が光る素敵なお写真でした。現在のお仕事についてもいくつか聞かせてください。野菜ソムリエの資格を取ったり、ご実家の農業のことを発信したり、ウォーキング講師をしたりと多岐にわたって活躍されている印象です。『バチェラー・ジャパン』参加当時に勤務していた広告代理店から独立しようと思ったきっかけを教えてください。

野原:それこそ『バチェラー・ジャパン』に参加したのもきっかけの一つです。私はどちらかというと実家が農業というのがコンプレックスだった時期が長い。でも『バチェラー・ジャパン』に参加したことで、「野原さんの家の野菜を食べてみたい」というお声をたくさんいただくように。こんなに求められているという発見があり、自分の家族が野菜や農業に取り組む姿勢に改めて向き合うようになりました。無農薬でやっていることはもちろん知っていましたが、家族がとにかくこだわりを持って作っているということを初めて聞いたんです。30代になって、さらに健康の大切さに気づき始めたことで、実家の農業に自分も生産から携わり広げていきたいと思い、今の事業を始めました。
――前職の代理店の仕事とご実家の仕事がうまくマッチした形だなと感じました。野原さんがやることでヘルシーやビューティーに関心のある女性がそこにアクセスしやすくなる動線も作っている。すごいプランだなと思いましたよ。

野原:もちろん『バチェラー・ジャパン』に参加した理由が農業を広めるためとは全く思っていませんでしたが、たまたまそれが巡り巡って健康の大切さを発信し続けたいということにつながりました。そして、元々自分が大好きだった「表現をすること」で伝えていきたいという思いは昔からあったので、ウォーキング講師の資格も取得し、加えて歩き方、姿勢、立ち居振る舞いに関することにも取り組んでいます。私はこれから「持続可能な健康美」というものを伝えていきたいんです。皆さんジムに通われたり、サプリを取り入れたり、エステに行かれたりする。私も行きますしそれもすごく大切なのですが、一生続けられるわけではなく、ある一定期間だけですよね。でも立ち振る舞いや歩き方など、体の使い方は1回自分に落とし込むと、一生自分のものになるんです。90歳のおばあちゃんになっても背筋をピンとして歩いていたい。それが美しさにもつながって、そういう人が増えてほしいし、すごく大事なことだと思っています。そのようなことを伝えるためにも野菜からはじまり、食事のことはもちろん、姿勢、歩き方、振る舞い、所作の大切さを知ってもらいたいと思い、この二つに全力で取り組んでいる状況です。
――今後さらに挑戦したいことがあれば聞かせてください。

野原:現在、野菜の商品開発もしていて、うちの野菜を使ったロールケーキなどを作っています。今後は、実家の野菜を使ったドレッシングとかお漬物などの商品展開も考えていたり、栄養士の方と組んで実家の野菜を使った料理教室やカフェを開くのもいいなと思ったり。姿勢・ウォーキング・立ち居振る舞いに関しては、今後企業様の企業研修に入っていきたいので、現在準備をしているところです。また、5月には私も結婚式を控えていますが、ホテル様と組んでブライダルレッスンなどをしていきたいとも思っていて。いくつかお話はありますが、まずは自分の結婚式が終わった後にこうしたイベントをしたいと考えています。食事と健康、そして自分自身の見せ方でウォーキングや立ち振る舞いなどを伝えていくというところで、商品開発、カフェ、企業様とのコラボなど、包括的に動いていきたいと思っているところです。

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