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白石麻衣、躍進の秘訣は“飲み込みの早さ”にあり 『名探偵コナン』でも本領発揮
白石幼い頃から観ていたコナンの世界に、自分も参加できることになってとてもびっくりしましたが、すごくうれしかったです! 私の友達にもファンの子がいて、熱量が半端じゃない。劇場版も毎回面白い内容なので、『私で大丈夫かな?』という不安はありましたが、いつか自分に子どもができたら自慢できそうだな、と思えるくらいすてきな思い出になると思いました。
――声優は初挑戦。準備したことや役に立ったアドバイスはありましたか?
白石事前に映像をいただいてて、決められたタイミングで時間内にセリフを言う練習を家で何回も練習してから収録に臨みました。(アフレコの)当日は、とても緊張していたのですが、監督は「声優は声だけで感情を伝えるものなので、顔は映らないから安心して、自由に、リラックスしてやってもらって大丈夫ですよ」とおっしゃった。監督たちのいる部屋も私の背中側にあったので顔は見えない。そのことに気づかせてくださったおかげで、思っていたより落ち着いてできた気がします。
――ユニークなアドバイスですね。白石さんが演じたエレニカは、爆弾犯への復讐を誓う組織を束ねるリーダー。コナンの敵か、味方かわからない謎多き人物のようですね。
白石エレニカは芯の通ったクールでかっこいい女性です。アフレコしながら、すごく頼もしいな、と思いました。私にはない部分をいっぱい持っていて、憧れます。特に印象に残っているのは、監督から「子どもが泣きじゃくるような感じでやってほしい」と言われたシーン。何回かやらせていただいて、OKが出た時はほめていただきましたが、すごく難しかったです。とあるコナンくんとエレニカのシーンも完成したものを観た時はグッときました。なので、皆さんがご覧になった時に、「ここのことを言っていたのかな?」と注目してほしいです。
白石お手本の外国語の先生が言ってくださるせりふを聞いて、それをまねしてしゃべるというやり方で収録させてもらったのですが、結構スッと入ってきたんです。「耳がいいね」と現場で褒めていただきました。グループにいた時も、レコーディングの数時間前に、歌詞をもらって、「ハモリをやってください」と言われることもあったのですが、ハモリの音程を良く聴いて、覚えて、その音程通りに歌うことが得意だったのかもしれないです。
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』2022年4月15日公開
監督:満仲 勧 ※劇場版名探偵コナン 初参加
脚本:大倉崇裕 (劇場版名探偵コナン参加作品:「から紅の恋歌」、「紺青の拳」)
音楽:菅野祐悟 ※劇場版名探偵コナン 初参加
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹 ほか
配給:東宝
製作:小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント
コピーライト:(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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