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『二十五、二十一』で話題沸騰中! ナム・ジュヒョクの魅力に浸るロマンス韓国ドラマ3選【ハングクTIMES Vol.49】

ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします!
レトロ感漂う演出と、青春ドラマに留まらないメッセージ性ある脚本で、本国でも連日最高視聴率を記録し、話題を独占している『二十五、二十一』。日本でも話題沸騰中の本作で、今大注目を浴びているのがナム・ジュヒョクです。“ナム・ジュヒョクの魅力総合セット”という言葉が出てくるほどに、ときめく目つきで週末をジュヒョク色に染めている彼の、さらなる沼に引きずり込まれる必見“ロマンス”ドラマ3作品『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』『ハベクの新婦』『スタートアップ:夢の扉』をご紹介します。

『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』(2016年)

やはり「ナム・ジュヒョク」と聞いて、最初に思い浮かべる作品といえば本作ではないでしょうか。『チーズ・イン・ザ・トラップ』、『麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』で存在感を示してきた彼が、一躍大ブレイクを果たした作品です。『ショッピング王ルイ』や、『青い海の伝説』などが誕生した“ラブコメ全盛期”に放送された本作品は、王道の胸キュン展開を詰め合わせたラブコメの総合ギフトセット。今でも韓ドラマニアたちの中で愛され続けている作品です。
本作は、重量挙げ部の期待の星キム・ボクジュ(イ・ソンギョン)に訪れた嵐のような初恋と、体育大学に通う若者たちの青春の悩みと成長を描いた作品。ジュヒョクが演じるのは、水泳部のトップ選手で女子に大人気のジュニョン。ひょんなことがきっかけでボクジュが小学校の同級生で、自分を助けてくれた怪力のおデブちゃんだったことに気づき、ボクジュをからかっているうちに気になって仕方なくなってしまう…という役どころです。
ジュヒョクは青春漫画を破って出てきたような完璧スタイルと温かいビジュアルで女心を溶かしたのはもちろん、かわいさとやんちゃさを併せ持つ等身大の大学生像をリアルに表現。最初はぶっきらぼうだった彼が、友情から愛情への心の変化とともに、徐々に男らしさを見せていく様には心撃ち抜かれてしまうはず!さっきまでふざけていたかとおもえば子犬のような可愛さを見せたり、不器用ながらも真っ直ぐに愛情を表現してきたり、ギャップの連続に観ているこちらさえ翻弄されてしまうのです。
あまりの“リアル彼氏感”に本国では「一世帯に一人欲しいナム・ジュヒョク」という言葉まで出てくるほど。彼が名実共に「青春の代名詞」となり、初恋のアイコンとなった見逃せない一作です。
▼配信情報
U-NEXT、Netflix、Amazon Prime Videoなどで配信中

『ハベクの新婦』(2017年)

ジュヒョクがこれまでの作品とは打って変わって大人の色気を漂わせた本作は、人間世界に降りてきた水の神ハベクと、代々神の使用人として生きる宿命を背負う精神科医ソアが織りなすファンタジーロマンス。
1話冒頭からTHEファンタジーな世界観に、「ついていけるかな…」と心配になる人もいるかと思いますが、本作、ロマンスドラマとして超絶胸キュン度が高いのに加えて、各所で混じるコメディーのバランスが絶妙なんです。序盤には笑い、中盤には胸キュン、終盤には切なさが込み上げる…という、ラブコメ好きにはたまらない最強構成になっていますのでご安心ください。
そしてなんといってもジュヒョク演じるハベクのツンデレ具合が半端ないんです。「俺は王だ!」と常に偉そうにしていますが、神力を失ってしまい人間界では何の役にも立たないそのポンコツ具合に笑いが止まりません。
「俺にほれるな ほれても治す薬はない」、「一緒に帰ろう わかったな」といったセリフを大真面目に言い放ち、常に上から目線の俺様ハベクにふっと笑みが溢れてしまう一方で、「ずっと君のことだけ考えてた」といったストレートなセリフや、恋した途端に憂いを含んだ眼差しでヒロインを見つめる姿に、秒で沼落ち間違いなし! 階段キスやバッグハグキスなど、数々のレジェンドキスシーンもお見逃しなく!
▼配信情報
U-NEXT、Netflixなどで配信中

『スタートアップ:夢の扉』(2020年)

多くの人々の「人生ドラマ(人生において長く記憶に残る最高のドラマ)」となった名作『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』で、眩しい時間を失い、夢と人生が崩れ落ちた無気力な青年を熱演し、本国で高い評価を受けたジュヒョク。

『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』予告編

間違いなく彼の「人生キャラクター(この俳優といったらこのドラマが浮かぶ程、人々の記憶の中に残るキャラクター)」であり、俳優としてターニングポイントになった作品ではないかと思います。

そんな『まぶしくて』での演技が監督の目に止まり、主演を務めたのが『スタートアップ:夢の扉』です。
本作は、韓国のシリコンバレーと呼ばれるサンドボックスで、成功を夢見ながらビジネスを立ち上げる若者たちの始まり(START)と成長(UP)を描いたドラマ。若者たちの爽やかなサクセスストーリーを軸に、ダルミ(ペ・スジ)を巡る三角関係が展開していきます。
本作が新鮮なのは、IT業界の若き起業家たちの“スタートアップ”という斬新な題材はもちろん、ジュヒョク演じるドサンが、韓国ドラマには珍しく“完璧男子ではない”こと。感情より理論で生きてきた理系男子のドサンは、実は生まれてから一度も恋愛経験がない母体ソロで、女心がわからず、怒りを抑えるために編み物をするという「スマートとは真逆」の、ほのぼのキャラなんです。
そんな彼が、ひょんなことからジピョン(キム・ソノ)に代わってダルミの記憶の中の“初恋の人”のフリをするうち、徐々に彼女に惹かれていきます。彼が「誤解を現実にするため」徐々に男らしく成長していく姿も本作の大きな見どころ。
ボサボサの髪と、絶妙にダサいチェックシャツに身を包み、ライバルであるジピョン(キム・ソノ)との全くかみ合わないやりとりに爆笑必至の前半から一転、中盤からは彼女の思い出の中で“素敵な初恋”になるために懸命に努力しながら、「偽物」であるが故に愛と嘘との間で葛藤し、一人涙を流す姿に心打たれてしまいます。
愛のためにトラウマに打ち勝ち、自尊心を取り戻し成長していくドサンの姿に、私たちも一歩踏み出す勇気をもらえるはず。爽やかな風貌の内側にあるトラウマや葛藤を描き出した、ジュヒョクの繊細な表現力が光る一作です。
▼配信情報
Netflixシリーズ『スタートアップ:夢の扉』独占配信中
作品紹介
『二十五、二十一』

監督:チョン・ジヒョン
脚本:クォン・ドウン
キャスト:キム・テリ、ナム・ジュヒョク、キム・ジヨン、チェ・ヒョンウク、イ・ジュミョン
あらすじ:1998年という時代を背景に、夢を奪われた若者たちのジレンマと成長を描いたストーリー。キム・テリ演じるナ・ヒドとナム・ジュヒョク演じるペク・イジン…2人が初めて互いの名前を呼び合ったのは、22歳と18歳のとき。今、25歳と21歳になった2人は、胸躍る初恋と、温かい友情のはざまで揺れ動く。まぶしい恋と成長、そして、5人の友人グループ内の人間関係や、その中で巻き起こる問題に頭を悩ます…観る者に激しくも美しい若かりし日々を思い出させてくれる、ヒューマンドラマ。
▼ナム・ジュヒョク ジャパン オフィシャル ファンクラブ
公式サイト:https://namjoohyukfc.jp/(外部サイト)
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/namjoohyukfc_jp
ライタープロフィール
Dramawriter Nana
韓国ドラマをこよなく愛するドラマライター。
WEB媒体を中心に、ラジオ、雑誌等で韓ドラ愛を叫ぶ記事執筆中。Twitterでは推しドラマ愛を暑苦しく配信中。
マニアックで隠れた名作なら任せて下さい。
Twitter:https://twitter.com/Nana_writer76

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