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「この仕事が、私を元気に変える。」印象的なCMで紹介された 「アイドルマスター SideM GROWING STARS 」とは?
CMで描かれた接点のない2人の女性 “共通点”は「この仕事」だった
「プロデューサーになって、アイドル49人の夢を一緒に応援!」CM後半でこのような説明が入り、私は『アイドルマスター SideM GROWING STARS』(以下『サイスタ』)というアプリゲームの名前を知る。つまり「この仕事が、私を元気に変える。」の「この仕事」とは、“アイドルをプロデュースする仕事”のことだ。調べてみると、そもそも『アイドルマスター SideM』は『アイドルマスター』シリーズのソーシャルゲームとしてリリースされ、今年で7周年を迎えているという。プレイヤーはプロデューサーとなり、多彩な経歴を持つ個性豊かな男性アイドルたちとともにトップアイドルを目指す、というストーリーで、本作はシリーズ3作目にあたる。
日常に寄り添うリアルな演出と“ポジティブな世界観”が魅力
生徒会長、作曲家、格闘家からアイドルになるといった、アイドルたちのバックボーンがとても多種多様で面白い。第1章の時点ではまだ謎が多いままだが、アイドルを目指した理由や抱えている事情がさまざまで、彼らの“背景”が、その後どのように深堀りされていくのか非常に気になる。また彼らに共通していることは、とにかく前向きで、思いやりがあること。相手を蹴落とそうとするようなアイドルはおらず、仲間の個性を受け入れ、切磋琢磨する姿に心を打たれた。
『サイスタ』の魅力は、なんと言ってもアイドルと電話やLINKといったSNSで直接コミュニケーションを取れるところ。電話では相手の環境音などが聞こえる演出もあり、より身近に感じられる。毎日の他愛ないやりとりの中で、心配されたり、労われたりすることもあって、アイドルとプロデューサーという関係性だけではなく、共に頑張っていく仲間のような距離感が心地いい。実際にアイドルの労りの言葉は疲れた心にとんでもなくしみた。彼らをプロデュースしているつもりが、気づけば励まされていたのだ。
『サイスタ』は、アイドルたちの楽曲でリズムゲームをプレイし、ステージを成功へと導くことで経験値を獲得し、成長させることができる。リズムゲームは難易度が選べるので初心者でも安心。歌のパートごとにスポットライトが当たる演出や、スキル発動時のパフォーマンスも凝っていて見応えがある。何より、アイドルと一緒に「JAPAN IDOL FESへの出演を目指す!」という同じ目標に向かう連帯感は、“やりがい”という名の高揚感をもたらしてくれる。
ちなみに個人的に気になるのは花園百々人くん。有名生徒会長の1人で人懐っこいのに、とある事情から自分に価値を見いだせないという理由(ワケ)があるアイドルだ。彼が所属するユニット「C.FIRST」(クラスファースト)のメンバーがデビューする前の過去を描いた、「エピソードゼロ」を解放するのが目下の楽しみでもある。そんなわけで、アイドルたちを輝かせる「この仕事」は、しばらくやめられそうにない。
文/安永苑子
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