(更新:)
ORICON NEWS
「ブス」と罵られマスクを外せなかった時代も…奮起したJKレイヤーの変化に称賛の声
小6〜高1の写真を一挙に掲載「変化の過程を見てもらいたかった」
空夏あざらしときどきSNSのリプライで「もとが良いから羨ましい」みたいなコメントをいただくことがあるのですが、努力してコスプレのクオリティアップを目指してきたことが伝わってないのがもどかしくて。「私の努力の過程を知ってほしい!」という気持ちで、昔の写真を投稿することにしたんです。いちばん最初にアップしたのは、まだ本格的にコスプレを始める前、小学6年生のころの写真ですね。
――過去の写真を掲載することに葛藤はなかったのですか?
空夏あざらしなかったです。それよりも変化の過程を見ていただきたい気持ちの方が勝っていました。
――フォロワーやお友だちからはどのような反応がありましたか?
空夏あざらしフォロワーさんからは、「今までかわいい部分しか知らなかったので、こんなに変わっていたとは驚いた。本当にすごい!」みたいなコメントを多くいただきました。同級生の友だちからも「本当に変わったね。コスプレをすると別人みたい!」と言ってもらえました。
――具体的にどのようなことをして、これだけの変化をされたのでしょうか?
空夏あざらしコスプレメイクに限らず、化粧全般のレベルアップですね。まだ中学生だったというのもあるんですけど、本当に下手で…。評判のいいメイク用品を買って、休みの日は誰に見せるでもなく、ひたすら家でメイクの練習をしていました。奥二重のまぶたもコンプレックスだったので、中学3年生のときは毎朝、時間をかけて二重を作ってから登校していました。
――日々、研究を重ねていたのですね。
空夏あざらしメイクの練習と同時にダイエットにも取り組んで、6kgの減量に成功しました。数字だけを見ると、大したことのないように思われるかもですが、顔の脂肪が減って鼻筋がスッとしたり、まぶたが薄くなったりしたので、それだけでもかなりメイクがしやすくなりました。
「ブス」男子生徒の心ない一言に奮起「絶対に“可愛い”と言わせてやる」
空夏あざらしはい。大阪在住の高校1年生です。本格的にコスプレ活動を始めたのは、中学3年生(14歳)からで、自粛期間中の息抜きで“宅コス”をやってみたところ、楽しすぎて一気にハマってしまいました。昔、友だちから「あざらしみたいな体型だね」と言われたことを思い出して、こちらのコスネームを使うようになりました。
――あざらし!? 人によってはショックを受けそうなエピソードでもありますが、それをコスネームにするなんておもしろいですね。
空夏あざらしこれは可愛いので気に入っています(笑)。でも、がんばっている最中に、男子から「デブ、ブス」と言われたときは、精神的にきつかったですね。泣きながら寝たこともあったし、顔を見られたくない…という気持ちが強くなって、コロナ禍になる以前から学校ではずっとマスクをつけていました。
――がんばっているときはなおさらつらいですね。心が折れそうになった時の対処法とかはあるのでしょうか?
空夏あざらしモチベーションが下がったときは、コスメ紹介やダイエット法などが載っている美容アプリを開いて、そこに載っているモデルさんたちを見ながら、「私も早くここまで辿り着きたい!」、「もっと頑張らないと!」という気持ちに切り換えていました。とにかく見返したい一心でした。絶対に「可愛い」と思わせてやる!という気持ちで。
――それでは最後に、コスプレイヤーとしての今後の目標を教えてください。
空夏あざらしこれからも勉強して、見識を深めて、コスプレのクオリティを高めていくことが目標です。もっとレベルを上げて、コスプレ雑誌に写真を掲載してもらいたい…という夢もあるので、今後の活動にも注目していただけると嬉しいです。
空夏あざらしTwitter:@azarashi__draw