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「まるで別人!」女子高生時代から20キロ減量、いじめ乗り越え美ボディ手に入れた38歳コスプレイヤー
美しすぎる『鬼滅の刃』鬼舞辻無惨
菊壱さんの美脚ショット
65キロの体重から20キロのダイエットに成功「変われてよかった!」
【菊壱】高校1年生のときの学生証なので、約23年前ですね。本格的にコスプレ活動を始めたのは3年生からなので、その少し前の写真になります。
――えっ、そんなに前なんですか? 現在おいくつなんでしょうか?
【菊壱】今年で38歳で、コスプレ歴は21年になります。都内在住で、ふだんはカフェでバリスタとして働いています。
――そうなんですね、驚きました。このツイートに対して、フォロワーやお友だちからなにか言われたことはありますか?
【菊壱】好意的な意見が多かったです! 「同一人物に見えない」と言われると、「やったぜ!」と思ったり、純粋に「変われてよかったなぁ」という気持ちになりました。逆に「昔の写真もかわいい」と言っていただくこともあるんですけど、高校時代はいじめにあっていたこともあり、嫌な思い出もいっしょに甦ってきてしまって…。自分自身では乗り越えたつもりで写真をアップしたのですが、実際に過去の写真に対するコメントが届くと、いい評価であっても複雑な気持ちになり、精神的にちょっと凹むこともありました。いや、もちろん嬉しいんですけど(笑)。
――そうだったんですね。そのころについてお話を伺っても大丈夫ですか?
【菊壱】はい。私の人生でMAXに太っているときで、たしか65キロくらいあったと思います。トレーニングをして20キロほどのダイエットに成功後し、43キロ前後をキープしていました。しかし昨年、足を怪我してしまってトレーニングができず、今はもう少し増えてしまっているので、これからもう一度がんばって体を絞る予定です。
大事なのは“モチベーションの維持”「ダイエットも美容も結果が出るまでに、時間がかかるもの」
【菊壱】ストレートに「デブでブス」ですね。あと、眉毛にコンプレックスを抱いていたことを思い出しました。放っておくと眉毛が繋がって、一文字になるくらい剛毛なんですよ。眉間部分が繋がらないように剃っていたんですけど、そのせいで生徒指導の先生からはよく注意されていました(苦笑)。
――はじめてコスプレをしたのが高校3年生とのことですが、どういうきっかけで始めたのでしょうか。
【菊壱】小学校のときに友だちと『らんま1/2』のごっこ遊びをしていたのが楽しくて。初めて自作で衣装を用意したのは高校生になってからで、『スレイヤーズ』のルナ=インバースや、『封神演義』の太公望のコスプレをしていました。
――いま現在、コスプレ活動はどのような形で続けられているのでしょう?
【菊壱】あくまでも趣味として楽しんでいるだけですが、地方にロケ撮影に行った際のご縁で、地域おこしのコスプレイベントの運営もお手伝いしたりしています。
――ダイエットに取り組まれた理由に、コスプレ活動も影響しているのでしょうか?
【菊壱】高校生の時に一時的に拒食症になってしまったことがあったので、それも理由のひとつにあるのですが、大学進学で上京して環境ががらりと変わったことが大きいですね。20歳を過ぎてメイド喫茶で働くようになったんですけど、そのころはすっかり細くなっていて、脚を褒めていただくことが多くなりました。
――そこから、ずっとスタイルをキープされているんですか?
【菊壱】そうですね、20代はそんな感じでした。でも30歳を過ぎたころから、また太りやすくなってしまったので、生活習慣を見直すようになりました。「ちゃんと食べて動く」をモットーに、定期的に運動することを心がけています。
――ダイエットだけでなく美容面に関しても、意識して取り組まれていることはありますか?
【菊壱】やはり基礎がいちばん大切なので、毎日のスキンケアは欠かせないですね。顔のたるみなどは、リンパマッサージや顔ヨガなどを実践してなくすようにしています。
――美しさをキープするための努力、大変そうですよね。
【菊壱】ダイエットも美容も個人差はありますが、取り組み始めてから結果が出るまでに、時間がかかるものなので、その間のメンタルやモチベーションの維持が大変ですね。私の場合は旦那のポジティブな励ましのおかげでなんとかがんばることができています。ほかにも「やりたいコスプレのためにがんばる!」など、努力を続けるための目標を立てるのも効果的なので、いま現在、ダイエットに挑戦中の人には、“励みになるもの”を定めることをオススメしたいです。
――なるほど、勉強になります。それでは最後に、コスプレイヤーとしての今後の目標を教えてください。
【菊壱】コスプレを通して海外の友人も増えたので、国内外を問わず、さまざまなコスプレ活動にチャレンジしていきたいです。自由に旅行ができる環境になったら、コロナ禍以前に予定していた“海外でのコスプレロケ撮影”を実現させたいですね。それと、長らく延期になっている地域おこしのコスプレイベントも、また開催できたらいいなと思っています。