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『最もよく見るメディア』全世代で“YouTube”支持広がるも、視聴時間は“テレビ”の半分以下
テレビの平均視聴時間はコロナ禍前後で変わらず コンテンツの質の高さ再評価の声も
1日の平均視聴時間は、【テレビ】はコロナ禍前で122分、現在は123分(少数点以下、四捨五入/以下同)とほぼ変化なかった。コロナ関連のニュースばかりで見る時間が「減った」人と、在宅時間の増加に伴い見る時間が「増えた」人が両方存在することから、ほぼプラマイゼロとなった。特に「減った」との回答が多かったのは、10代の35.8%。「増えた」と回答している24.5%を上回る結果となった。その他の世代は「減った」人より「増えた」人の方が多く、全体ではコロナ禍前後でテレビの視聴時間が「増えた」人が19.6%、減った人は17.7%に。
また、「コロナのニュースはやっぱりテレビが一番詳しいし新しい」(40代/女性)、「ネットニュースよりテレビのニュースの速報の方が情報が正確で速いから」(40代/男性)といい情報の正確性を求める声や、「やっぱりテレビが一番おもしろいから」(10代/女性)、「外出機会が減り家にいることで、テレビを観るようになったら改めて面白さに気づいたから」(30代/男性)、「NHKのドラマのクオリティの高さを改めて感じました」(50代/男性)「BSの番組を見るようになった」(60代/男性)といった、コンテンツの質の高さを再評価する声も寄せられた。
若者に限らず、全世代でYouTube/VODの視聴時間増加 ラジオ増加率No.1は10代
最も【YouTube】をよく見る理由については、「コロナの影響で、より一層気持ちが沈みがちになっていたが、YouTubeで聴ける音楽は共感できるものが多く、救われたから」(10代/女性)、「コロナのニュースにうつうつとすることが増えたので、YouTubeで好きなコンテンツ(食事・料理・旅行)を見るようになった」(20代/女性)、「コロナの影響で参入者が増え、結果的にテレビより面白いコンテンツが増えてきたから」(20代/男性)といったコロナ禍の影響による意見のほか、「テレビに飽きたから、暇な時は必ず見ている」(10代、女性)、「テレビで見たい番組が少なくなった」(40代/女性)、「テレビは偏向報道がひどく信用できないから」(40代/男性)、「テレビだと暗いニュースが多いが、YouTubeは番組を選べるから」(50代/男性)などのテレビから移行した動きも見られた。
【調査概要】
調査時期:2021年6月9日(水)〜6月14日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜60代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
※テレビは見逃し配信、録画を含む。
※ラジオはアプリ、ネット配信を含む。
調査時期:2021年6月9日(水)〜6月14日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜60代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
※テレビは見逃し配信、録画を含む。
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