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『イチケイのカラス』あらすじ/ネタバレ注意【2021年4月期放送】
第1話 あらすじ
第2話 あらすじ
第3話 あらすじ
坂間は、駒沢が被告人に対して個人的感情で肩入れしていると感じ、駒沢の暴走を止めようと説得するが、一方、みちおは警察の実況見分に違和感を覚え、真相を明らかにするために裁判所主導の捜査権を発動する、という緊迫感のあるストーリーとなっている。
第4話 あらすじ
少年事件において、家庭裁判所から検察庁に“逆送”され、起訴されるのは重罪の場合に限られるため、難しい案件であることが多い。坂間は少年事件を扱うのは初めてだと言うが、みちおは「裁判長を務めるのは坂間がいいのでは」と駒沢に提言。合議制で裁判長を務めた経験のない坂間にはかなりの重責だが、坂間は確固たる決意を表明する。坂間は博人の身辺調査を進めるうち、強い絆でつながる滝本陸(細田佳央太)と吉沢未希(ついひじ杏奈)が何かしら事件に関わっているのではないかと思い始める。
第5話 あらすじ
このバレエ団に所属するバレリーナ・馬場恭子(生田絵梨花)は、実はイチケイの書記官・石倉文太(新田真剣佑)の中高時代の同級生で、石倉の初恋の相手だった。石倉は動揺しながらも、書記官として事件を担当することを決意する。そんな時、この傷害事件とまったく別の“食い逃げ事件”の裁判を担当していたみちお(竹野内豊)は、傷害事件と食い逃げ事件をまとめてひとつの裁判にする併合審理を提案しイチケイメンバーの度肝を抜く。
第6話 あらすじ
みちおが裁判長を務める窃盗事件とは、前科6犯の窃盗犯・岸田茂(バカリズム)が、会計事務所所長の志摩の自宅に忍び込み、現金113万円を盗んだ事件だった。岸田は犯行後、盗んだ自転車で逃走を図ったが、その途中で新聞配達員と自転車同士の衝突事故を起こして顔を見られたため自首していた。
第1回公判で、岸田はエリート人生から転落して窃盗を繰り返したという井出の言葉に反発し、泥棒がいかに魅力的な仕事であるかを力説し始める。また岸田には、金が余っている家しか狙わず、人は絶対に傷つけない、というポリシーがあるらしい。みちおは、理路整然と話す岸田が、逃走時のことになるとあいまいな話をし始めることや、今回初めて自首してきたことが気になり、逃走経路周辺の防犯カメラを確認することにするが…。
第7話 あらすじ
あれから12年。“殺人者の妹”という烙印を押された仁科由貴(臼田あさ美)は現在、フリースクールの講師としてひっそりと暮らしていた。兄の命を奪った司法に強い不信感を抱いている由貴だが、坂間(竹野内豊)と弁護士・青山瑞希(板谷由夏)の真摯な姿勢と熱意に押され、兄の無念を晴らすため事件の再審請求を決断する。
第8話 あらすじ
案件は傷害事件だったが、その起訴状を見た坂間千鶴(黒木華)と浜谷澪(桜井ユキ)は驚く。被告人の潮川恵子(真凛)は、坂間が裁判長、浜谷が書記官を務めている窃盗事件の被告人だった。万引きの前科があった恵子は、再び店で万引きをして保安員に捕まっていた。恵子の万引きを目撃し、店側に伝えたのは、山寺史絵(朝加真由美)という女性だった。恵子は、育児と義母の介護疲れから軽いうつ状態で服薬していた。そんな恵子と話した浜谷は、彼女は罪を認めて逃亡の恐れもないことから、在宅からの審理を坂間に進言したという。ところが恵子は、その間に史絵に暴行を加えて重傷を負わせていた。
窃盗事件と傷害事件が併合されて開かれた第2回公判。恵子は、被害者の史絵が小学校時代の恩師だったことに触れ、4ヶ月前に万引きで逮捕された時のことは恨んでいないと証言する。史絵にケガをさせてしまったのは、実は彼女が万引きをしているところを目撃し、それを止めようとした際に襲われて抵抗したからだと主張するが…。
第9話 あらすじ
そんな裁判員の中にはみちおのファンクラブ「みちおを見守る会」会長・富樫浩二(明樂哲典)の姿も。これまで傍聴席から判決の行方を見守ってきた富樫が、今回初めて裁判員の立場で、悩み、葛藤することになる。殺人か事故か。複雑に交錯するそれぞれの思いが明らかになったとき、みちおたちは驚きの真実へとたどり着くことになる。
第10話 あらすじ
みちおの元弁護士仲間の青山瑞希(板谷由夏)が被告人の国選弁護士となるが、弁護人の青山ですら被告人の氏名や素性を全く把握できていない状況だった。被告人が“名無し”のまま始まった公判。そこで被告人は起訴内容を真っ向から否認。みちおは被告人と被害者の食い違う主張を明らかにするため、裁判所主導の現場検証に踏み出す。
最終話 あらすじ
落盤事故で亡くなった本庄昭(大西ユースケ)の遺族は日常的な過重労働を訴えるが、イバタ工業や元請けの鷹和建設の職員たちはそれを否定。証言が食い違う中、裁判の争点である“過重労働の有無”をめぐり、安斎が何らかの事情を知っているはずだと考えたみちおたちは、安斎を証人として法廷に呼び出すことを決める。政治が絡む複雑な案件に、真正面から対峙することを決めたチームイチケイ。法曹界と政界からの圧力や、事件関係者の隠ぺいにより捜査が困難を極める中、みちおたちは真実を明らかにすることができるのか。