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“密”を避けることで“密”になる? コロナ禍で撮影現場に変化、共演者同士の電撃婚の可能性

現場での情報漏洩、プライベートの不可視化…電撃婚が増える可能性

 また一方で、メディア取材やスタッフの人員削減により、テレビ局によるプロモーションはしにくくなったかもしれないが、情報統制は取りやすくなったと思われる。衣輪氏も、「新垣さんと星野さんの結婚については、週刊誌記者も芸能リポーターも『あれをスクープするのは無理!』とこぼしていました」と明かす。このように、現場を見ている人が少なくなれば、たとえ共演者の関係に変化があっても、それだけ噂や情報の洩れが減るのだ。

 「さらに言えば、コロナ禍で一般の人も出歩かず、目撃情報が減ったということも挙げられます。5月27日の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で岡村隆史さんが、芸能人やセキュリティーの問題もあり、芸能人が入るマンションに入居するようになっていると明かされました。星野源さんも18年に、新垣結衣さんが住むマンションの別棟へ引っ越されたと報じられていましたが、こうなるとマンション内でのプライベートは外部の人はまったく知ることができない。さらにコロナ禍で出かけることもなく、飲食店でお酒を飲んでゆっくり過ごすこともできないため、誰が誰と食事をしていたという情報そのものが激減しているというのです」。

 現場での情報漏れの激減、守られたプライベート、人通りの少なくなった街、飲食店の時短営業や酒類提供禁止の要請などで、「コロナ禍によってスクープされない電撃婚=“コロナ婚”は今後、増えるかもしれません」と衣輪氏。

 コロナ禍によって様々な制限がかかっている撮影現場、そして夜の街。誰もが大変な状況ではあるが、それによってより共演者同士の関係が濃密になりやすい環境にあるといえる。新垣結衣・星野源のような、驚きの“コロナ婚”カップルは、今後も増加していくかもしれない。

(文:西島亨)

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