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「なんてクレイジー!」Googleも驚愕の『ユージェネ』新作の挑戦 ヒロインたちの生配信ライブも

 コロプラが、スマートフォン向け新作アプリ『ユージェネ』を本日21日にリリースする。キャッチコピーは“ゼロ距離エンターテインメント”。「LIVE×GAME」をテーマに、コロプラがこれまでに培ってきたゲーム開発ノウハウと、ARをはじめ、最先端の“時空間LIVEテクノロジー”を駆使した、生きているキャラクターと“ゼロ距離感覚”でコミュニケーションが楽しめる新感覚のエンターテインメントだ。総合プロデューサーを務める福重潤哉氏は「クレイジー」という言葉を使用した。果たして、何が「クレイジー」なのか…!?

舞台は実際の日本地図! 毎日の“生配信”で「生キャラ」たちとのコミュニケーションも

 『ユージェネ』はLIVEとGAMEが融合した新ジャンルのエンタメ。「生キャラ(生きているキャラクター)」たちのリアルタイムの"生配信”と“オープンワールドでの冒険”の2つの要素が実装されており、コロプラはこのジャンルを「LPG(=Live Playing Game)と名付けている。

 リリース段階で登場するヒロイン(=アスタリスタと呼ばれる)は瀬戸さくら、田中・コズミック・天(そら)、アニャの3人。プレイヤーは、現実の日本の地形に限りなく近いオープンワールドを舞台に、この3人と「#世界(ハッシュワールド)」を救うため、強敵を倒して「エール」を集める冒険へと旅立つことになる。プレイヤーの行く手を阻むのは「アイズ」と呼ばれる存在。目玉のような形貌の侵略者で「#世界」のあらゆるものに取り憑き、その存在を奪っていく。プレイヤーはロボット「ロイド」となり、ヒロインたちと「アイズ」を倒さなければならない。果たしてあなたは世界を救えるのか──。

 そしてこのゲームの最大の特徴は、ヒロインによる“生配信”があること。スクリーミング配信などではなく、実際の生配信であり、遅延時間はわずか0.4秒。リアルタイムレンダリングの技術を駆使しており、プレイヤーは彼女たちとコミュニケーションを取ることが出来る。方法は簡単。コメントを打って彼女たちに話しかけること。3人はこれにリアルタイムで会話してくれるのだという。

そこまで応えてくれるのか…体験プレイで感激! キャラクターが生歌唱しコメントにも神対応

 「リアルタイムでキャラクターと“会話”する」とはどういうことか。実際にプレイしてみた。まずはマップゲームだ。ゲームの出発地点は、プレイヤーのいる“現在地”。東京にいれば東京から、大阪にいれば大阪からのスタートとなる。同アプリはGoogle Maps Platformサービスを利用しており、パッと見は、従来のモンスターを倒したり集めたりする「位置情報ゲームアプリ」に近い。だが決定的に違うのは、実際に歩かなくていいことだ。ゲーム内でプレイヤーの「ロイド」が指示した通りに歩いていってくれる。つまり、自宅にいながら日本全国どこにでも行くことが出来る。

 やがて敵=「アイズ」との戦闘シーンに入った。動き回る敵を撃つのだが、操作はスワイプ。照準を合わせるのはなかなか難しい。ジャイロ機能が搭載されているので、見失いそうになったらスマホを傾けたり、動かしたりして中央に寄せていけば良い。最初は戸惑ったが、慣れてくるとノーミスで倒すことが出来るようになってきた。なるほど、これは爽快だ。
 グラフィックは想像以上に美麗。いわゆる“ぬるぬると”動き、その中でストーリーや会話も展開されるので3人のヒロインたちがどんな性格なのか、どんな世界観なのか、すべての魅力がゲームパートで分かるよう設計されている。今回はチュートリアルまでしか体験しなかったが、今後のシナリオが楽しみだ。

 だが、ここまでなら単なる新技術を駆使した単なるスマホゲームに過ぎない。最初に言っておこう。正直、驚いた。これはハマると確信した。それがヒロインによる生配信=「#ライブ」だ。

 この体験会で登場したのは、耳と尻尾が特徴のアニャ。プレイヤーが一斉にコメントを打ち始めると、それに対してアニャが応える。例えば、誰かが「アニャ推しです」と打つ。するとアニャは「うれしい、ありがとう!」と応えるのだ。筆者は少し意地悪な気持ちで「尻尾を見せてください」とコメントした。するとアニャは「え、尻尾?」と言いながらクルリと体を回してくれた。そしてお尻を見せ「こうかな? これで尻尾見える?」。――え、そこまで応えてくれるの?と、驚いた。なんて優しくて愛嬌のある子だ…。本当にキャラクターが生きているのだと実感できた。

 そして、生歌唱が始まった。歌って踊るアニャに、「エール」を投げてみた。花火のエフェクト、星が流れるようなエフェクト。最初にスタッフから「本当の生歌唱です」と聞いてはいたが、「そんな、生配信するたびに本当に歌うなんて可能なのか」と懐疑的だった。だが、花火を送ると、歌の合間に「○○さん(筆者が登録したニックネーム)、花火ありがとう!」とアニャ。本当に今、そこで歌っているんだ──! この驚きは是非体験してもらいたい。まさに謳い文句通り。「ゼロ距離エンターテインメント」がその時、筆者の目の前に繰り広げられた

型にはまらないアイデアで、リスク承知で新ジャンルに立ち向かう気概

 同アプリはAR機能も搭載。ライブの背景を今、自分のいる場所に変えることが出来る。つまり、ヒロインたちが自宅で歌っているような状況を作り出すことも可能なのだ。

 福重Pは「ライブは30〜45分で毎日開催します。現状は1人の日替わり制ですが、今後の技術次第で2〜3人と増やしていくことも考えています」と解説する。「キャラソングも今は1人1つですが、今後増やせるだけ増やしていきたいですね。また、現状3人のアスタリスタも今後どんどん増やしていこうと思います!」

 さらに訴えたいのは、地形標高機能の実装だ。どういうことかと言えば、例えば富士山であれば、ゲーム内でも標高3000m級の山が出現するということ。これまでさまざまな「位置情報ゲームアプリ」がリリースされているが、高低差まで再現したゲームはこれが日本初だ。

 ちなみにその福重PがGoogle Maps Platform に同アプリの話を持ち掛けた時、「なんてクレイジーなことを考えるんだ!」と言われたという。

 考えてみれば、毎日ライブを開催するという試みも“クレイジー”。録音ではなく、生で歌唱を魅せるということも“クレイジー”。普通に考えればハイリスクなことばかりなのだが、福重Pは「型にはまらないアイデア(クレイジーだと思われるようなこと)はリスクを伴うが、実現不可能かと思える挑戦をしなければ新しいものは作れない」と胸を張る。

 今後、ヒロインたちの曲数も増えていくことも楽しみだ。声優ではなく、“ゲームキャラクター“が歌う歌唱がヒットするような世の中になれば、それこそ新たな文化の創生でもある。

 同ゲームは4月下旬以降リリース予定。ヒロインたちを導くキャラクターであるクレイの声には『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ役や『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト役の声を務めた三石琴乃が発表されている。すでに事前登録を開始しており、登録者数に応じて報酬がグレードアップするキャンペーンも開催中。この機会に、あなたもこの“クレイジー”の渦にどっぷり浸かってみてはどうだろうか。


(取材・文/衣輪晋一)

ゼロ距離エンターテインメント『ユージェネ』

『ユージェネ』ストーリー
ようこそ #世界(ハッシュワールド)へ!
#る(つながる)ほど、世界は救われる!

世界は、つながる。
この現実世界とは違うどこかに、
数え切れないほどの「#世界」が存在している。

だが、その#世界は未曾有の危機に直面していた。
どこからか現れた謎の侵略者「アイズ」。
目玉のような形貌の侵略者アイズは、#世界のあらゆるモノに取り憑き、
その存在を奪っていく。

――今、一面煌びやかな星と砂漠の世界を歩く、三人の少女たちがいる。
彼女たちは、謎の科学者「クレイ」によって別々の#世界から集められた
「アスタリスタ」と呼ばれる存在。
砂漠の世界の果てで、3人は愛嬌のあるロボット「ロイド」を見つけた。

少女たちとロイドの力が合わされば、きっとーー

かくして始まる、少女たちとの冒険劇!
LIVE×GAMEが魅せる新たな時代とは?

今始まるゼロ距離エンターテインメント。
つながる想いの先に、希望が待っている・・・!


『ユージェネ』基本情報
◆名称     :ユージェネ
◆価格     :基本プレイ無料(アイテム課金あり)
◆対応端末   :iOS、Android?
◆ジャンル   :Live Playing Game
◆対応スペック :Android 9.0以降
         iOS 13.1以降(iPhone、iPad、iPod touch)
         ※AR非対応機種は一部インストールに制限があります。
◆公式サイト  :https://colopl.co.jp/yougeneration/
◆公式Twitter :https://twitter.com/yougene_colopl
※本ゲームは新しい技術を多数含んでいるため、配信開始から数ヶ月はテストを兼ねたβ運用を予定しております。

ダウンロードはこちら
https://app.adjust.com/n6n32ga
※両OS共通
Sponsored by 株式会社コロプラ

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