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男性のスーツ選びや着こなしの参考に、ガイ・リッチー監督作『ジェントルメン』

“ボクシングジム経営”コーチ:コリン・ファレル

Courtesy of Michael Wilkinson=映画『ジェントルメン』2021年5月7日公開(C)2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.

Courtesy of Michael Wilkinson=映画『ジェントルメン』2021年5月7日公開(C)2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.

 若いはぐれ者たちのグループを率いるボクシング・コーチ。彼らは、古いやり方に反抗し、全員がトラックスーツを身にまとう。「コリン・ファレルと彼の率いる集団のために、一からトラックスーツを作成した」というウィルキンソンは、四種類のオリジナルのデザインを作成。「典型的な英国風のスーツ用生地を、モダンなキルト地にし、更にプリントを施して鮮烈な印象に仕立てた。属す階級によって、『英国風』の解釈が異なることを見せたかったんだ。この集団の衣装に関しては、ストリートウェアやカジュアルなスポーツウェアのテイストを加えた」。

“ゲスな私立探偵”フレッチャー:ヒュー・グラント

 ミッキーからお金をだまし取ろうとするフレッチャーは、大の映画好きという設定。本作ではストーリーテラーの役割も果たしている。「ヒューが演じる役は、1970年代の偉大な映画監督たちがモデルになっている。あの時代の映画監督を、もっと好色で怪しい雰囲気にしたのがヒューの役柄だ。ヒューもとても気に入っていたよ!」とウィルキンソンは語る。

 グラントは、フェデリコ・フェリーニや実際に面識のある私立探偵を参考にしたという。そんなグラントの演じる「チャラ男」は、灰色とも紫色ともいえない微妙な色を帯びたレンズのレイバン製ウェイファーラー・サングラスを常に身に着けている。グラントの役に関しては、あのサングラスが決め手だったという。ウィルキンソンは「彼のためにレザージャケットを作り、長年着古しているように見えるように手を加えた。さらに、ハイネックのセーターとワニ革でできたブーツを合わせたんだ」と語る。
 本作の着こなしは役柄(=その人の個性)に寄り添い、衣装には物語の中で描かれる社会的なヒエラルキーが反映されている。こだわりの衣装をまとって謀略の限りをつくすクセモノたちの装いにも注目だ。

【衣装デザイナー】マイケル・ウィルキンソン
 オーストラリア、シドニー出身。『アメリカン・ハッスル』(13年)でオスカー候補に。『ウォッチメン』(09年)と『アラジン』(19年)でサターン賞を受賞。その他『ダーク・ウォーター』(05年)、『バベル』『300』(06年)、『ターミネーター4』(09年)、『トロン:レガシー』(10年)、『エンジェル ウォーズ』『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン』2部作(11年、12年)、『マン・オブ・スティール』(13年)、『ノア 約束の船』(14年)、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(16年)、『ジャスティス・リーグ』『エジソンズ・ゲーム』(17年)、『アースクエイクバード』(19年)などを担当。

映画『ジェントルメン』2021年5月7日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

  • 映画『ジェントルメン』(C)2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.

    映画『ジェントルメン』(C)2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.

 デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』以来、晴れて地元ロンドンのクライム・ワールドに帰還したガイ・リッチー監督が、ひねりを効かせたプロットとイキで愉快なせりふの応酬を、緩急自在のギア・チェンジでスタイリッシュに演出。いち早く公開された諸外国では「ガイ・リッチーの歓迎すべき原点回帰」「ギャングスタ―・コメディへの凱旋」と評判を呼んでいる。キャストにはミッキー役に『インターステラー』のマシュー・マコノヒーのほか、『キング・アーサー』のチャーリー・ハナム、『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング、テレビシリーズ『ダウントン・アビー』のミシェル・ドッカリー、『トータル・リコール』のコリン・ファレル、そして『コードネーム U.N.C.L.E.』のヒュー・グラントが結集。映画ファンを喜ばす小ネタ、珍ネタも多数散りばめられた痛快クライム・サスペンス。
監督・脚本・製作:ガイ・リッチー
撮影監督:アラン・スチュワート
美術デザイン:ジェンマ・ジャクソン
衣装デザイン:マイケル・ウィルキンソン
編集:ジェームズ・ハーバート、ポール・マクリス
音楽:クリストファー・ベンステッド
出演:マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、ジェレミー・ストロング、エディ・マーサン、コリン・ファレル、ヒュー・グラント
2020年|英・米合作|カラー|スコープサイズ|DCP|5.1ch|113分|字幕翻訳:松崎広幸|原題:THE GENTLEMEN|PG12
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
公式サイト:https://www.gentlemen-movie.jp

(C) 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.

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