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【オリコン年間ランキング2020】嵐、総合で通算9度目の首位獲得

 2020年年間音楽ソフトのセールス動向をまとめた『オリコン年間ランキング2020』が発表された。音楽ソフトの売上金額を集計した「アーティスト別セールス部門トータルランキング」では、嵐が自身通算9度目となる首位を獲得。また、「作品別売上数部門」では、「シングルランキング」でSixTONES vs Snow Manの1月発売のデビュー作が上半期に続き年間1位に。「アルバムランキング」で今年度唯一のミリオン作となった米津玄師の『STRAY SHEEP』が1位となり、「デジタルシングル(単曲)ランキング」ではアニメ『鬼滅の刃』テーマ曲を歌うLiSAの「紅蓮華」と「炎」が1位と2位を独占するなど、多くの話題作が上位にランクイン。たくさんの記録も更新された。
【アーティスト別セールス部門 トータル】 1位〜10位
【シングル】 1位〜25位
【アルバム】 1位〜25位
【デジタルシングル(単曲)】 1位〜10位
【デジタルアルバム】 1位〜10位
【ストリーミング】  1位〜10位
【合算シングル】 1位〜10位
【合算アルバム】 1位〜10位
【カラオケ】 1位〜10位
【<動画>受賞インタビュー】 
【受賞コメント】SixTONES・Snow Man
【受賞コメント】米津玄師
【<動画>受賞コメント】LiSA
【<動画>受賞コメント】YOASOBI
調査期間:2019年12月9日〜2020年12月13日(集計期間:2019/12/23付〜2020/12/21付)

嵐が自身通算9度目の総合首位に、歴代1位の「トータル1位獲得数」を更新

「アーティスト別セールス部門トータルランキング」1位は、期間内145.2億円(推定累積)を売り上げた嵐がランクインした。首位獲得は、昨年に続く2年連続で、通算9度目。歴代1位の「アーティスト別セールス部門トータル1位獲得数」を自己更新した。

 大きくセールスに貢献した作品は、9月に発売された20周年記念ライブ映像作品『ARASHI Anniversary Tour 5×20』で、同部門の『ミュージックDVD・BDランキング』でも80.6億円を売り上げ1位に。このほかにも、自身最高の初動売上91.1万枚を記録したシングル「カイト」(7月発売)や、「アルバム1位獲得作品数」で17作連続18作目という記録を打ち立てた『This is 嵐』(11月発売)など、2020年は嵐の作品がさまざまな記録を塗り替えた1年だった。

 なお同部門の2位は、107.4億円を売り上げた韓国の男性7人組グルーブ・BTSがランクインした。7月に発売されたアルバム『MAP OF THE SOUL:7〜THE JOURNEY〜』がけん引し、「アルバムランキング」でも2位(54.1億円)に。世界的な大ヒットを記録中の『Dynamite』は、「ストリーミングランキング」で3位(12.2億円) にランクインした。

SixTONES vs Snow Manのシングルが上半期に続き首位、米津玄師のミリオンアルバムは3部門を制覇

「オリコン年間ランキング2020 作品別売上数部門」の「シングルランキング」では、SixTONES vs Snow Manのデビュー作「Imitation Rain/D.D.」が、期間内176.1万枚を売り上げ首位にランクインした。男性アーティストの年間シングル1位は11年ぶりで、デビューシングルが年間首位を獲得したのは14年ぶり。デビューシングルの期間内売上が150万枚を超えて1位を獲得したのは初となる。

 2組の同時デビューというジャニーズ史上初の試みとして注目を集め、今年1月22日にデビュー。同作は瞬く間にセールスを伸ばし、発売日からわずか3日間で100万枚を突破。初週で132.8万枚を売り上げ、「史上初のデビューシングル初週ミリオン」、「初週売上男性アーティスト歴代1位」という快挙を達成した。

 一方、同「アルバムランキング」では、米津玄師の『STRAY SHEEP』が期間内156.3万枚を売り上げ、自身初の年間アルバム首位を獲得した。パッケージでは、今年度初のミリオンを突破した注目作で、デジタルでのセールスも好調。「年間デジタルアルバムランキング」(期間内DL数19.8万DL)、「年間合算アルバムランキング」(期間内売上ポイント197.1万PT)でも1位を獲得しており、「2020年度アルバムランキング」で全3部門を制覇したことになる。

 米津自身が描き下ろしたイラストが印象的な本作には、ドラマ『MIU404』(TBS系)の主題歌「感電」や、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)の主題歌「馬と鹿」、「パプリカ」のセルフカバーなど、ヒット曲満載の内容。8/17付の「週間アルバムランキング」で今年度最高の初週売上を記録し、翌週8/24付けで早くも100万枚を突破するなど、瞬く間にヒット作となった。

LiSA、デジタルシングル(単曲)で初の年間1位を獲得

「オリコン年間ランキング2020 作品別売上数部門」の「デジタルシングル(単曲)ランキング」では、LiSAの「紅蓮華」(昨年4月配信開始)が期間内累積DL数94.3万DLを記録し、自身初の年間ランキング首位を獲得。さらに、今年10月に配信された「炎」は同71.0万DLで2位となっており、LiSAの楽曲が上位を独占した。

「紅蓮華」はアニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマで、1年半以上にわたってヒットを続けている作品。今年8/3付で、米津玄師の「Lemon」、「馬と鹿」に続き史上3作目、女性アーティスト作品としては初となる100万DLを突破して話題を集めた。また「炎」は、10月16日に公開したアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌。11/23付で、女性アーティストとしては同ランキング史上最短となる登場5週目で50万DLを突破した。

 なおLiSAは、10/26付「オリコン週間音楽ランキング」で、「炎」と同日に発売されたアルバム『LEO-NiNE』がともに1位を獲得。さらに、デジタルランキングで3冠、合算のシングル・アルバムでも2冠を獲得し、7つのランキングで首位を獲得するというかつてない記録を打ち立てた。

 2020年は音楽の記録的な話題が相次いだ1年だった。新たな顔ぶれとしては、「オリコン年間ランキング2020 作品別売上数部門」の「ストリーミングランキング」で、YOASOBIのデビュー曲「夜に駆ける」が、期間内累積再生数が2億1062.4万回を記録して1位に。上半期の同ランキング10位から大きく順位を伸ばしている。YOASOBIは『第71回NHK紅白歌合戦』に初出場し、「夜に駆ける」をテレビで初披露することから、来年以降もまだまだ記録が伸びていきそうだ。
【アーティスト別セールス部門 トータル】 1位〜10位
【シングル】 1位〜25位
【アルバム】 1位〜25位
【デジタルシングル(単曲)】 1位〜10位
【デジタルアルバム】 1位〜10位
【ストリーミング】  1位〜10位
【合算シングル】 1位〜10位
【合算アルバム】 1位〜10位
【カラオケ】 1位〜10位
【<動画>受賞インタビュー】 
【受賞コメント】SixTONES・Snow Man
【受賞コメント】米津玄師
【<動画>受賞コメント】LiSA
【<動画>受賞コメント】YOASOBI
調査期間:2019年12月9日〜2020年12月13日(集計期間:2019/12/23付〜2020/12/21付)
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