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「ブレイク期なかった」間宮祥太朗、求められる変化にも“役者一筋”貫く気概

 15歳の役者デビュー以降、コメディからシリアスまで幅広いジャンルの作品で存在感を発揮してきた間宮祥太朗。個性的なキャラクターから難役までを見事に演じる実力派俳優として、着実に知名度を上げてきた。菅田将暉ら同世代の躍進も目立つ一方、事務所の先輩には小栗旬や田中圭、綾野剛ら、そうそうたる面々が第一線で活躍する。役者一筋を貫いてきた27歳の間宮は今、どんな心境を抱いているのか。

「誰の目にも留まらない時間があった」同世代役者との経験の差

――デビューから12年、役者として順調にステップアップしています。

【間宮祥太朗】着実といえば着実でしたけど、ほかの俳優仲間たちみたいに、出演作でめっちゃ跳ねたっていうことがとくにないんですよ。短期間でガラッと環境が変わったことがなくて、だから自分も変わりようがなくて…。ゆっくりゆっくりと、いつの間にか今に至るって感じですね。

――冷静にご自身の活動を見つめていますね。同世代にブレイク俳優がたくさんいらっしゃいますが、俳優仲間とはどんな話を?

【間宮祥太朗】仲野太賀とは、自分が好きな作品とか、面白そうだなと思う作品についてよく話していますよ。あと、成田凌にはダメ出しをしてます(笑)。

――ダメ出しですか!?

【間宮祥太朗】僕は事務所に入ってから5〜6年間、誰の目にも留まらない時間を過ごしていたんです。だけど、凌は1作目から主役で、デビューしたときから目に留まっている存在だったので、守られてきた分、普通に現場について知らないことが多いんですよね。
 出たてのときに、スタジオで、「おい、ガキ、どけ!」って言われてきた僕とは、同い年だけど経験の差がものすごくある。そのせいか、凌は現場で悩んだり、怒られたりすると、「飲める?」って僕に電話をかけてきてくれるんです。僕には気を遣わず、いろいろと話せるからラクなんだと思います。僕も相談するし、「お前、あんまり調子に乗るなよ」ってことも言えちゃうし(笑)、向こうもそれを求めているような関係ですね。

多様化は「自由でいい」、先輩・小栗旬との会話で考える役者道

――信頼関係がしっかり築けているんですね。一方で、同じ事務所には、小栗旬さんをはじめそうそうたる先輩方が所属しています。

【間宮祥太朗】いや、本当にすごいなって思いますよ。僕の世代が観ていた流行りのドラマや映画には、だいたいみなさん出演されていて、学校で話題になっていましたから。流行を作った人たちです。この前、旬さんと会ったときに、旬さんが出演していた資生堂UNO「フォグバー」のCMがカッコよくて、学校でみんなが口ずさんでいたっていう話をして興奮しましたよ。

――先輩に仕事や人生の相談をすることは?

【間宮祥太朗】僕らの世代って、ものすごく役者の人数が多くて激戦と言われているんです。旬さんの世代も同じでよく比較されたそうですね。そういう意味で、旬さんが僕らの年齢の時はどうだったかという話はよく聞かせてもらっています。あと、この10年で表現できることやできないこと、役者に求められることなどが変わってきたなと感じているので、そんな話もしています。

――たしかに、歌やバラエティーなど活躍の場を広げる俳優が増えましたね。具体的にはどんなお話を?

【間宮祥太朗】たとえば…僕も趣味で音楽をやっていたんですけど、役者を始めるにあたって、誰かに言われたわけでもないのに、音楽を仕事としてやることはないなって、自分でその道を閉じたんです。役者に限らず、一本に絞って貫く生き方がカッコいいっていう感覚があったんですよね。
 でも、今、菅田将暉とかがいろいろやっているのを見て、さらに同業者だけじゃなく、YouTubeやTik Tokから出てきた人がめっちゃ有名になってテレビに出ているのを見ていると、もはや方法とか手段を一本化するほうが珍しくなっているのかなって感じます。この傾向がもっとエスカレートして、多様性がすごいことになったら、ひとつのことしかできないというのは、逆にもったいないと言われるようになってもおかしくないよなって思いますね。

――役者一本を貫くのも潔くてカッコいいと思います。

【間宮祥太朗】そう思ってはいるんですけどね…。ただ、やりたいことをいろいろやっているのって、それが全部評価されるかもしれないし、そのうちのひとつが評価されるかもしれない。その自由さは、すごくいいですよね。

コロナ禍の自粛生活は「一日があっという間に過ぎていった」

――現在放送中の『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』では、マスクをしての演技に挑戦されています。表情が見えないので大変だったのでは?

【間宮祥太朗】顔が半分隠れているので、観ている人に表情が伝わらないのではないかという心配はありましたけど、演じるうえではとくに気になりませんでしたね。マスクじゃなくても、作品によっては特殊メイクとか表現が制限されることはあったので、それと同じ感覚っていうのかな。とくに、普段のお芝居と変えることはなかったですね。

――実際、間宮さんもコロナ禍で撮影が中止や延期になり、自粛生活を送られたと思います。不安や焦りはありませんでしたか?

【間宮祥太朗】こんなこと…言っていいのかな。正直、いくらでも自粛できるって思いました。めっちゃゲームしてたんで(笑)。憂鬱になることもなく、1日があっという間に過ぎてしまっていましたよ。
 俺…今後の仕事はどうなるんだろうっていう焦りや不安、内相的な悩みなどはなかったけど、世界はこれからどうなってしまうのかっていう漠然とした不安はありました。未だに終息の兆しが見えないですし、大変な思いをしている方がたくさんいますから。それは今も感じています。

『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』で演じる五文字は、“社内イチの甘え上手”なキャラクター。コロナ禍で強いられたテレワーク、リモート仕事が意外と楽しいことに気づき、ひきこもりっていいなと考えるようになってしまう。どこか憎めない可愛らしさがある青年で、親しみやすい雰囲気という点では、素の間宮に通じるところもありそうだ。

 来年には、実写化のキャスト発表が話題を集めた映画『東京リベンジャーズ』の公開も控えている。作品ごとにガラリと雰囲気を変える実力派が、どんなふうに俳優として磨きをかけていくのか。これからも楽しみに注目していきたい。
●ドラマ『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ系)
毎週水曜、夜10時〜
コロナ禍の日常を舞台に、恋愛をさぼってきた“おひとり様”の主人公が、オンラインで知り合った相手にSNSで恋をするという物語。間宮祥太朗は、波留が演じる産業医・大桜美々に想いを寄せる青年・五文字順太郎を演じる

出演/波瑠、松下洸平、間宮祥太朗、川栄李奈、?橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、福地桃子、渡辺大、江口のりこ、及川光博ほか

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