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春風亭昇太が見た“リモート大喜利”の裏側「おじいちゃんから芸人に変わる瞬間」
判断基準は常に“お客”「頼みの綱であるお客さんがいないのは、やっぱりつらい」
「判断基準がお客さんなんですよ、『笑点』って。ほかのバラエティー番組を見ると、面白いと思わないのにスタッフの笑い声が聞こえてくることもあるじゃないですか。僕はそこに違和感があって。でも、『笑点』のお客さんは面白くなかったら本当に笑わないんです。もうちょっと協力してくれてもいいのにって思うぐらい(笑)。
だからほかの番組より、観ている人と現場の状況の差が少ないと思うんですね。そこが『笑点』のいいところなのに、頼みの綱であるお客さんがいないっていうのは、やっぱりつらい。自分の話したことがお客さんに受け入れられているか、受け入れられてないかが分からないのが一番の問題ですね。まぁ、これは慣れの問題。ず〜っとやっていけばだんだんと慣れていくと思うんですけど、ずっと続けたくはないですね」と現場のリアルな悩みを明かした。