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色モノ扱いだったドラマ『M』に葛藤も? “飛び道具”キャラの中で三浦翔平が安定感見せる理由

色モノをフラットに演じられる、最大の特徴は“目”

 『M』については、ORICON NEWSの取材で「僕にオファーを断る権利なんてないですよ(笑)。いただいた仕事を断ったことはないです」「役者としてもいろんな現場を経験させてもらって、やっといろいろなことができるようになってきた。今が勝負どころ」と自身の立ち位置を語っている。鈴木おさむ作品の常連となりつつあるとはいえ、『M』という強烈なドラマ。出演者の発表時にも「良くも悪くも、ものすごく注目される作品だと思いますので、エグいプレッシャーを感じています」とコメントするなど、それなりの葛藤はあったのではないかと推察される。

 今年で31歳。俳優業も10年を超え、中堅ともなれば、落ち着いた役柄や社会派作品に向かってもおかしくない。だが、そもそも本作はその真逆。しかも、当初はここまで話題を集めるとは誰も予想していなかったし、実在の人物を演じることもあり、どこか“色モノ”的な扱いだった。

 「これは事務所のプロデュースの上手さもある。事務所が役柄を丁寧に選んでおり、主役でなくとも“美味しい”役で、しかも彼の成長につながる役柄を与えている。その選択眼が今回も当たった形」と衣輪氏。さらに続ける。

 「彼の役者としての最大の特徴は“目”です。感情が読み取りにくくミステリアス。結果、どんな“色モノ”を演じてもフラットでいられる。三浦さんの代表作と言われても思いつきにくい視聴者も多いと思いますが、これは役者として色がつきにくいという長所=作品に溶け込むことにもつながっています。強烈キャラばかりの『M』の中でも暑苦しくならないのは、三浦さんの“目”や存在感が果たす役割が大きい。V6の森田剛さんも、ニュアンス的には同様の“目”を持っています。映画『ヒメアノ〜ル』の森田さんのように、狂気の殺人鬼のような役柄を演じてもハマりそうです」(同氏)

 若手を超えた役者には、重厚感や何か奥に秘めたような個性が求められることが多い。だが、今作のような飛び道具だらけの作品で、みずからの素材と培ってきた演技で息を吹き込む力も、評価されてしかるべきだ。三浦翔平の振り切りと安定感が生きた『M』、その代打とはいえ注目を集めそうな『奪い愛、冬』、それぞれに見どころはありそうだ。

(文/中野ナガ)

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