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自分が読みたい本を作る、幻冬舎編集者・箕輪厚介氏

2018年9月取材・掲載記事の再掲載

写真:(C)MusicVoice

(C)MusicVoice

<エンタメ界の30代 Vol.10>
変革期を迎えているエンターテインメント業界。テレビ最盛期やミリオンヒットが続出した時代に青春を過ごした30代は今まさに、その最前線で活躍している。彼らは今何を考えているのか、どう時代の変化に立ち向かっているのか。リレー形式でインタビューする本企画は、エンタメ業界で働く大手事務所マネージャーが同世代で活躍するキーマンに話を聞き、それぞれの背景や想いに迫っている。今回は、堀江貴文氏『多動力』佐藤航陽氏『お金2.0新しい経済のルールと生き方』前田裕二氏『人生の勝算』などのベストセラーを連発し、33歳にして、今や出版界を代表するヒットメーカーと称されている編集者 株式会社幻冬舎 箕輪厚介氏。先日発売された著書『死ぬこと以外かすり傷』はAmazon総合ランキングで1位を獲得。今、エンタメ業界で大注目の存在、箕輪厚介氏に迫った。
【企画・取材・文=山本圭介(SunMusic)/撮影=冨田味我】

『自分が読みたい本を作る』

 株式会社幻冬舎で働く編集者でありながら、様々な起業家たちとビジネスを立ち上げ、箕輪氏が主幹するオンラインサロン「箕輪編集室」(月額会員費=5940円)には、1300人の会員が在籍している。早稲田大学を卒業後、株式会社 双葉社に入社。編集者としての処女作は、見城徹氏(幻冬舎・代表取締役社長)『たった一人の熱狂』。同書を12万部のベストセラーへと導いた。その縁から、幻冬舎に転職。わずか4年の編集者生活の中で数多くのヒット作を生み出し、2017年には 幻冬舎とNewsPicksがコラボしたビジネス書レーベル「NewsPicksBook」の編集長に就任。堀江貴文氏『多動力』を皮切りに、前田裕二氏『人生の勝算』 佐藤航陽氏『お金2.0新しい経済のルールと生き方』 落合陽一氏『日本再興戦略』などを次々と発売、創刊1年で累計発行部数100万部を突破させ、ビジネス書年間ランキングの上位を独占するなど、「NewsPicksBook」のブランドを確立させた。

 「自分が読みたい本を作るだけ」
 「著者や作品が好きだから、多くの人に届けようと努力する」

 朝3時に出勤して6時に入稿。怒涛のスケジュールの中、誰よりも著者を分析し、想像し、憑依する。そして、戦略的にSNSやコミュニティを駆使して、しっかり結果を出す。他のどの編集者よりも「圧倒的な努力」をしているからこそ、ヒットを連発し多くの人から支持される存在になっている。

 先日発売された著書『死ぬこと以外かすり傷』は、Amazon総合ランキングで1位を獲得。

 結果を出し続ける男「箕輪厚介」とは。

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