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櫻井翔が4年ぶりに映画主演、嵐もキャスターも「継続の先にしか未来がない」

日常の自分を動かすのは「未来に対するある種の不安」

――本作では、青江が広瀬すずさん演じる謎の女性・羽原円華(うはら・まどか)から、「未来が知りたい?」と問われます。櫻井さんご自身は、未来を知りたいですか?
櫻井翔 知りたくない、怖いです(笑)。そもそも、未来に対するある種の不安こそ、努力の源泉だと思うんですよ。つまり、未来を知ってしまうと、日常で自分を動かすべき理由がなくなってしまう。そういう意味もあって、僕は未来を知りたくないです。

――最後に。2009年の映画『ヤッターマン』から約10年ぶりに三池崇史監督と組んだ本作ですが、変化を感じましたか?
櫻井翔 監督ご自身は、相変わらず楽しそうに撮っていらっしゃって何も変わっていなかったです(笑)。僕自身については、たぶん変わっているんでしょうけど、自分ではわからない。ただ、作品ごとにご一緒する監督たちに、いろんな“装備品”を付けてもらっているような気がします。ロールプレイングゲームの武器じゃないですけど、これまで少しずつ少しずつ装備品を付けてもらってきたから、その分だけ変化している。装備品は俳優の仕事だけではなく、いろんな現場で監督やたくさんのスタッフの方に付けていただいてきたんだと思います。その結果、今の櫻井翔になっているんじゃないかと思いますね。
(文:金子裕子)

映画『ラプラスの魔女』

 妻と訪れた温泉地で、初老の男性が硫化水素中毒により死亡。担当の刑事・中岡は妻による殺人を疑い、地球化学の専門家青江教授(櫻井)に調査を依頼。青江は「気象条件の安定しない屋外で、致死量の硫化水素ガスを吸引させる計画殺人は実行不可能」と、事件性を否定した。ところが、別の地方でも同様の死亡事故が発生し、2人の被害者は知り合いだという。行き詰る青江の前に、事件の秘密を知る甘粕謙人(福士)を追う謎の女・羽原円華(広瀬)が現れ、これから起こる自然現象を言い当ててみせる。

5月4日(金・祝)公開
原作:東野圭吾『ラプラスの魔女』(角川文庫刊)
監督:三池崇史
出演:櫻井翔 広瀬すず 福士蒼汰 志田未来 佐藤江梨子 TAO/玉木宏/高嶋政伸 檀れい リリー・フランキー/豊川悦司
【公式サイト】(外部サイト)
(C)2018「ラプラスの魔女」製作委員会

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