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(更新: ORICON NEWS

LINE LIVEの人気番組『さしめし』プロデューサーに聞く、芸能人の“本音”を引き出す秘訣とは?

 インターネットテレビ・LINE LIVEのトークバラエティ番組『さしめし』。毎回、豪華なゲスト陣たちが“さし”で本音をぶつけあう内容はファンならずとも必見。今回は、番組制作の裏側を知る『さしめし』プロデューサーに、芸能人の素を引き出す秘訣や、番組のおもしろエピソードを聞いた。

タカアンドトシ、浜崎あゆみ、hyde…豪華ゲスト陣が“本音”をぶつけあう

 2015年12月11日からLINE LIVEで放送を開始した『さしめし』は、毎回異なるゲストが一対一で食事をしながら対談するトークバラエティ。本番組は、トークアプリ・LINEが運営するスマートフォンアプリと、PCの LINE LIVE公式サイトで視聴でき、生配信後はアーカイブも配信。現在は月曜と金曜に(20時〜)前半・後半の形式で放送されている。これまでに、芸人のタカアンドトシやウーマンラッシュアワー・村本、ラッパーのスチャダラパーと俳優・山田孝之、歌手・浜崎あゆみと芸人のトレンディエンジェル、ロックバンド・L’Arc〜en〜Cielのhydeと歌手の赤西仁など、各界の著名人たちが対談してきた。

秘蔵エピソード満載!? 生配信ならではのハプニングも

 最近では歌手の田口淳之介とw-inds.・橘慶太の放送回が大きな反響を呼んだ。両者は同い年で、放送前日のw-inds.のライブを田口が鑑賞。「みんな仲が良くて、一体感があった」との田口の言葉に、橘は「ぜひ4人目のメンバーとして。いつでも歓迎です(笑)」とおどけると、田口も「じゃあ、w-inds. with Tで」とノリノリに。さらに橘は自宅にあるスタジオのスピーカーについてのこだわりを告白。田口は自身の曲について「楽曲自体は洋楽っぽい感じなんだけど、そこにJ―POPのメロディを入れると日本人の耳になじみやすい」など、普段なかなか明かされない曲作りのエピソードも披露。それを聞いた橘が「是非一緒に作りましょう」と提案。すると田口は「是非一緒に作りたい。お互いの楽曲をプロデュースってのもアリだし、完全に2人の曲というのもアリ!!」と呼応するなど、まさかのコラボレーションを予見させる、『さしめし』らしいサプライズ展開で番組は大いに盛り上がった。

視聴者とコメントの“掛け合い”で盛り上がることも!

 2人は田口がよく来るという六本木の「博多焼肉 玄風館 龍」を訪問。ハラミ、サンチュなどの肉を焼きながら、自身の洋楽への熱い想いを披露した橘は「こんな熱くなって肉が心配」と肉の焼けすぎにも配慮。すると田口が「アツアツトークでいくから大丈夫!」とフォローするなど、和気藹々な仲良しトークを繰り広げた。

 また、LINE LIVEアプリで視聴すると、生配信中に「コメント」したり「ハート」を送って番組参加が可能。田口×橘回では、2人の “王子様感”のある衣装に視聴者が即座に反応し、「かっこいい」「イケメン2人」などの率直なコメントがリアルタイムで反映された。登場する著名人たちが視聴者のコメントに反応したりと、視聴者との“掛け合い”も『さしめし』の魅力。

#さしめし397 田口 淳之介・橘 慶太 (前半生配信!)
#さしめし398 田口 淳之介・橘 慶太 (後半回!)

話題になった注目回をプレイバック!

 「#さしめし385 ピース又吉・ノブコブ吉村」

『さしめし』視聴者からのコメントを煽るべく、吉村崇が「もっと来ないと。もう我々は切ってやめちゃいましょう」とうそぶくと、又吉直樹は「僕は一人でもやります!」と吉村を突き放すなど、同期ならではの交流の深さをうかがわせた。実際、2人で海外旅行をするほどの仲なのだが、又吉は吉村について「友達。タイプが違うから面白い」と吐露。また、ふたりの“結婚観”について吉村は「僕は女遊びが好きで遊んでいたい人。そっち(又吉)はストイックに仕事をしていたい人」と、それぞれの“結婚できない理由”を分析していた。

#さしめし385 ピース又吉・ノブコブ吉村(前半生配信!)
#さしめし386 ピース又吉・ノブコブ吉村(後半回!)

『さしめし』プロデューサーに聞く! 撮影中に起きた“生配信ハプニング”

 生配信がウリの『さしめし』では、何が起こるか分からないドキドキ感も魅力。そこで、『さしめし』総合プロデューサー・山本佳奈氏と、総合演出の黒田豊秋氏に、生配信番組ならではの苦労や、実際に起きたハプニングを聞いた。
――芸能人の“素”を引き出すために、意識していることや、演出など制作における工夫は?
黒田“演出しないという演出”をしています。打合せでは「自由に遊んで下さい、スタッフは全力でついていきます」というお願いをして、番組の型にはめるより、出演者の型に番組がはまるイメージです。

――生配信ならではの苦労や、実際に放送中に起きたハプニングは
山本スタジオが停電し、出演者の皆様を暗闇で待たせしてしまったことがありました。そのほか、出演者を次の現場に送っていく際、道が渋滞していてオンエアギリギリの到着となり、スタッフ一同冷や汗をかいたことも。
黒田hydeさんと赤西仁さんの回でお絵描きしりとりをしたのですが、赤西さんが1ターン目で「ん」をつけて負けたことは印象深いですね(笑)。また、田口淳之介さんとw-inds.の橘慶太さんの回では、お互いの追求する音楽観が似ていることから音楽トークが盛り上がり、「ユニットを組もう」とお互いを“KT”と“JT”と呼び合って、『JTKT』というユニットが今後生まれるかもしれないという話になりました。

――LINE LIVEはタテ画面ですが、タテ画面の利点や、撮影での苦労はありますか?
黒田タテ画面は背景などを伝えるのが難しく、番組が始まった当初は、場所や雰囲気をどう伝えるか試行錯誤しました。ヨコ画面だと5伝わるものが、タテだと1しか伝わらない場合もあります。でも、この番組は人物をクローズアップするのが目的なので、より人物を引き立たせる画作りをすれば、タテ画面ならではの没入感のある演出が出来ると思います!

――今後、「さしめし」で注目して欲しいポイントは?
山本橘さんと田口さんの回は、田口さんのLINE LIVEを見た視聴者の方がTwitterでつぶやいたことがきっかけとなって実現したものです。このような視聴者の声を私は毎日SNSでチェックしていますので、実現して欲しい組み合わせがあれば気軽に投稿してください。もしかしたら、皆さんの希望がすぐに反映されるかもしれません。

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