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(更新: ORICON NEWS

イマドキの若者はどんな「夢」を描く? 若者の夢を叶えるコンテストに密着!

 株式会社リクルートジョブズが運営する求人情報メディア『タウンワーク』が協賛する「Campus Life+1」のファイナルコンテストが、12月20日、東京都内で開催された。これは全国の大学生/短大生/専門学生から夢を募集し、グランプリ獲得者には100万円が与えられ、それを資金にして夢を実現してもらう若者の未来を応援する企画。3回目となった今年は約8000名の応募者から6名が選ばれ、審査員の前で実際にプレゼンを行い、グランプリが決定した。

若者ならではの柔軟でバラエティに富んだ夢の数々が披露

 冒頭、『タウンワーク』編集長の高槻洋介氏は「『タウンワーク』というメディアでは、仕事の情報を提供するだけではなく、ユーザーに未来への可能性を広げてもらうための様々な活動を行っている。過去2回、大人顔負けのものもあれば初々しいものまで、様々なプレゼンがあった。プレゼンの内容だけではなく、その人の個性も審査対象にしたい」とあいさつ。高槻氏をはじめ、東京大学名誉教授の伊藤亜人氏、日本イベント業務管理士協会会長・株式会社オリエンタルランドマーケティング部長の奥野圭氏、株式会社フジテレビジョン・ドラマ部プロデューサーの中野利幸氏らが審査員として見守る中、コンテストが開幕。ゲスト審査員のお笑いコンビ・FUJIWARAが「夢を持つのはいいこと。それを審査するのは心苦しい」とプレッシャーを語るなか、未来への希望を胸に抱いた若者がプレゼンを実施した。
  • 映画のプレゼンをする鹿島昴揮さん

    映画のプレゼンをする鹿島昴揮さん

 プレゼンはそれぞれの個性が溢れるバラエティに富んだものとなった。例えば、文化学園大学の原田佳澄さんは、「ロリィタファッション」をカジュアルダウンさせたブランドを立ち上げ、多くの人に気軽にロリィタファッションに触れてほしいとプレゼン。また、武蔵野美術大学の鹿島昴揮さんは、賞金で映画撮影機材を購入して映画を撮り、映画コンペでグランプリを獲って「ひとりひとりの世界を変えたい」と熱弁した。
  • 歌舞伎のプレゼンをする堺真理さん

    歌舞伎のプレゼンをする堺真理さん

 日本の伝統である「歌舞伎」を若者に広めたいとプレゼンしたのは、名城大学の堺真理さん。最近では歌舞伎の劇場でイヤホンガイドの貸し出しがあることや、お笑いネタをアドリブで差し込む役者がいるなど、若者も楽しめる環境が整っていることを伝え、同世代に歌舞伎に気軽に触れてもらえるような仕組みを作りたいと話した。最後に登場した長崎大学の肥山健太郎さんは、クイズクリエーターになって、たくさんの人がワクワクできるイベントやゲーム大会を開催したいとプレゼン。実際に暗号パズルを紹介し、来場者を引きつけていた。

グランプリは「ボーイズシンクロ」をプレゼンしたNSC東京の柳瀬さん

  • 柳瀬仁志さんのプレゼンの様子

    柳瀬仁志さんのプレゼンの様子

 審査の結果、グランプリにはよしもとの養成所・NSC東京の柳瀬仁志さんが輝いた。柳瀬さんの夢は「ボーイズシンクロのチームを結成し、各地で公演を行ってシンクロの楽しさを広めたい」というもので、来場者の投票で決定するタウンワーク賞とのW受賞となり、「本当にうれしいです。いろんな人のお力を得て、ここに立てていると思います」と感激。審査ではNSCの先輩であるFUJIWARAからのムチャブリで、急遽海パン一丁でエアーシンクロを披露するなどお笑いの洗礼を浴びるひと幕もあったが、明解で具体的なプレゼンが高い評価を得た。
  • 浅野聡太さんのプレゼンの様子

    浅野聡太さんのプレゼンの様子

 また、準グランプリは「世界一の和太鼓奏者になりたい」という夢を掲げ、和太鼓の実演で気迫のこもったプレゼンを行った愛知学院大学の浅野聡太さんが受賞。賞金で和太鼓を購入し、将来的には世界に通用するプロとして活動を広げていきたいと話す浅野さんは、祖母から和太鼓を買ってもらった体験エピソードも披露し、審査員の伊藤氏から「和太鼓もそうだが、身のこなしも素晴らしい。決して音だけの世界ではない」と絶賛されていた。
  • グランプリを獲得した柳瀬仁志さん

    グランプリを獲得した柳瀬仁志さん

  • 準グランプリを獲得した浅野聡太さん

    準グランプリを獲得した浅野聡太さん

  • 「Campus Life+1」ファイナリストの皆さん

    「Campus Life+1」ファイナリストの皆さん

 なお、プレゼンの終了後にはFUJIWARAとお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーによるトークセッションも実施された。最後に高槻氏から「今年は、日本の伝統芸能や日本発信など、日本に着目したものが多かった。また、機材を買うというプレゼンも多かったが、ソフトの部分やアイディアを育てる部分にもっと磨きをかけてほしい。それが夢の実現につながる」と総評。「本来夢というものは、優劣つけられず大小もない。ファイナリストの6人は、これだけの人の前で発表できたことこそが、未来への第一歩につながる」とエールを送った。

⇒「Campus Life+1」詳細はコチラ(外部サイト)

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