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ブレイク寸前の佐藤栞里、老若男女から愛される“純粋さ”
現役モデルながら、素朴で素直な性格から老若男女を問わず好感度が高い
しかし佐藤は、泥酔している高齢のおじいさん相手など、誰にでも分け隔てなく話しかけ、平気で一緒に飲み明かしてしまう。大口を開けておいしそうにつまみを頬張り、多少の下ネタにも大笑いするその姿には、モデルにありがちな気取った雰囲気が全く感じられない。また、佐藤の“おかっぱ頭”を見て、一般女性から「ワカメちゃん!」と“イジられ”ても大喜びし、ある種彼女のトレードマークにもなった(現在はおかっぱではない)。ネットでも、「一緒に飲みたい」「ワカメちゃん、かわいい!」等々のコメントも多く、親からたっぷりと愛情を注がれて育ったような、素朴で素直な性格も“オジサン受け”しており、老若男女を問わず彼女の好感度は高いようだ。
超美人ではない点も彼女の強み
要するにすべてが“ちょうどよく”“鼻につかない”のだ。ここまで批判する要素がないモデルやタレントもなかなかいないのではないだろうか。そしてその点が、佐藤の最大の魅力でもあり、才能だといえるのかもしれない。視聴者側からしてみても、どこにも引っかかる“毒”や“キズ”がなく、安心して眺めていることができる稀有な存在で、各バラエティでも重宝がられているのも、そのあたりに理由がありそうだ。
現在、バラエティに進出するモデルもかなり増えたが、奇抜な発言や突出したルックスを“ウリ”にするハーフモデルたちなどに、その多くを占められているのも事実。そうした状況のなか、等身大の“素”を前面に出して“勝負”することで、さらに需要も高まっていくはずだ。
(文:五目舎)