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(更新: ORICON NEWS

関西外国語大学のクラブで探究! 国別カルチャー紀行<前編>

音楽やダンスなど、国によってさまざまな文化が存在する。大学のクラブ活動は、そんな異文化に触れる貴重なチャンス! 年間約700人の留学生を受け入れている関西外国語大学もまた、ユニークな文化系クラブが多いとか。同大学の異文化を満喫できるクラブに直撃してみました!

【スペイン】情熱のダンス&ギターにアツい青春!〜

『フラメンコ部Anda Jaleo』
 スペイン好きの部員が多い関西外大のフラメンコ部。毎週火曜日と金曜日、フラメンコの踊り、歌、ギターの各パートに分かれて練習しているそう。この数年は海外留学生がいないけれど、毎年参加している「全国大学フラメンコフェスティバルin館山」では、日ごろの練習の成果を披露し、踊って歌ってとスペイン一色の祭典を楽しんでいるんだとか。
フラメンコの歴史
 スペイン南部のアンダルシア地方の伝統芸能。情熱的な歌と踊り、ギターの伴奏で構成される。フラメンコの歴史には謎が多いものの、インド起源の移動型民族・ヒターノ(ロマ)、アラブ系民族、アンダルシアの伝統が融合した多文化的な芸能といわれている。

  • 『フラメンコ部Anda Jaleo』部長 池中苑香さん(外国語学部スペイン語学科 3回生)

    『フラメンコ部Anda Jaleo』部長 池中苑香さん(外国語学部スペイン語学科 3回生)

 スペインが好きで入部しました。部のいいところは、趣味の合う仲間がたくさんできる点。また、自由な雰囲気で、歌、踊り、ギターの各パートの変更やかけもちもOKなんです。今は外国人留学生はいませんが、「フラメンコフェスティバル」のほか、東京での公演にも参加しているので、他大学との交流は盛んですよ!
 海外留学生がいなくても、海外文化や雰囲気にふれることはできるよう。お次は、混成合唱部。どんな異文化とかかわりがあるのだろう?

【フィンランド】留学生も一緒に魅惑のハーモニーを披露!

『混声合唱団ラベリテ』
 合唱はフィンランドをはじめ北欧で盛んな音楽。同部には、アイスランドやアメリカ、カナダなど幅広い国籍の留学生が入部してくるそうで、普段は日本語と英語を使い分けて会話しているとか。今の部員は52人で、普段は毎週月曜日と木曜日に活動。「大阪府合唱祭」や「大学合唱コンペティション&コンベンション」など複数のコンクールのほか、地域のイベントでも歌声を披露しているので、いろんな経験ができるそうだ。
フィンランドと合唱
 合唱は、キリスト教会音楽としてヨーロッパで発展。長く男性合唱が中心だったが、19世紀ごろから女性も参加するようになった。交響曲のほか合唱曲も数多く残した作曲家のジャン・シベリウスを輩出したフィンランドは、合唱大国といわれるほど合唱が盛ん。ヘルシンキ大学合唱団やタピオラ少年少女合唱団は、世界的にも知られている。

  • 『混声合唱団ラベリテ』 谷口 和香奈さん(外国語学部英米語学科 3回生)

    『混声合唱団ラベリテ』 谷口 和香奈さん(外国語学部英米語学科 3回生)

 合唱は団結力が大切ですが、普段はなごやかな雰囲気です。留学生のいる影響は、いろいろあります。コンクールでは注目を集めますし、ゴスペル経験者のアメリカ人留学生がいたときは他の部員のレベルも上がりました。みんなで同じ歌を歌い、ハーモニーを合わせる合唱は楽しいですし、留学生との絆も深くなります。
 クラブで一緒の時間を過ごし、体験を共有するなかで、授業で出会う留学生よりも深い交流ができる様子。フラメンコ、混声合唱とユニークなクラブを紹介してきたけれど、関西外国語大学には、まだまだ多彩な文化系クラブがあるんですって。その紹介は、次回の後編で!

関西外国語大学

世界54カ国・地域、378の海外大学のネットワークを持ち、年間の留学派遣学生数は2,300人余りにものぼる。また、世界約40ヶ国・地域から700人以上の外国人留学生、約200人のネイティブ教員が在籍し常に外国語教育をリードしている。

大阪府枚方市中宮東之町16-1

(取材協力:関西外国語大学)

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