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ORICON NEWS
銀行=堅いイメージを覆す琉球銀行CM 本格ロボットアニメ映像が「スゴすぎる」と話題
ロボットアニメファンも納得の高クオリティ映像
今回のアニメCMは、そのロボットCMシリーズの進化系。数々のロボットアニメで声優を務めてきた声優・速水奨がナレーションを担当し、ロボットデザイン・監督・演出・作画も『スーパーロボット大戦』シリーズなど多くのロボットアニメ・ゲームの監督やメカニックデザイン等を手掛けてきた大張正己氏という、豪華な布陣で制作された。ロボットアニメファンも納得の高クオリティな映像には、「アニメ化してほしい」という声も聞かれるほどだ。
狙いは若年層へのアプローチ
若年層へのアプローチがある程度成功していると感じる部分については、沖縄県内の就職志望企業ランキングで1位になったことを挙げる(2014年3月14日、求人おきなわ発表のデータ)。ロボットや美少女が登場するCMの他にも、約1000名の職員や関係者がファレル・ウィリアムスの「HAPPY」に合わせて楽しそうに踊る動画をYouTubeで公開するなど、様々な企画を実施しており、地元では“銀行だけどユニークな社風を持っている企業”というブランディングに成功しているようだ。「優秀な人材が集まってこないといい銀行にならないですから、学生に支持されていることは嬉しいですね」。
実は『りゅうぎんロボ』シリーズは、全日本シーエム放送連盟(ACC)による2013年の「ACC CM FESTIVAL」で、沖縄県内の企業としては初の入賞を果たしている。最後に、伊禮氏に今後の野望について聞いてみると、「『カンヌ国際広告祭』で賞を取りたい。地方の銀行が世界の広告賞を取ったらすごいじゃないですか!」と返ってきた。地方銀行の再編が進み、生き残り競争が激化するなか、PR戦略にエンタメ性を持たせることで地方から新たなものを発信しようとしている琉球銀行の取り組みは、銀行業界でなくとも大いに参考にしたいところだ。
『グレートりゅうぎんロボ』出演の新CM
2015年1月より放送中
声優:速水奨
ロボットデザイン・監督・演出・作画:大張正己
魔法少女のコスチュームを着た美少女「琉海(るみ)」「琉空(るら)」
琉球銀行のコールセンターで働く24歳。
普段は温和で気が利くけど、天然で泣き虫な一面も。
高校の文化祭で焼き鳥を焼く姿が別人のようで、「桃色千手観音」という異名を持つ。
誕生日:3月26日
血液型:A型
趣味:三線、写真、料理
家族構成:母、父
琉球銀行の支店で働く23歳。
正義感が強くて、曲がったことが嫌い。
漬け物が得意だが、特技の琉球空手のクセで壺を割ってしまうことも。
誕生日:7月20日
血液型:O型
趣味:琉球舞踊、琉球空手、漬け物
家族構成:母、父、おばあ、兄、弟