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(更新: ORICON NEWS

毎日が異文化交流!グローバルなキャンパスとは

 年間約1500万人以上の人々が、海外旅行をしていると言われる時代。たとえ日本企業に就職しても外国に駐在することも珍しくない。また、日本で働いていても今後さらに外国人と一緒に作業する機会も増えるだろう。お国が変われば価値観だって変わるもの。説明したつもりが伝わっていなかったり、相手の好意に気付かずスルーして失礼に思われたり、文化や言葉のちょっとした違いが大きな問題に発展したり。そんなとき必要なのがコミュニケーション。学生のうちに、グローバルな人間を目指して留学経験を積んでおきたい!と考える人も多いのではないだろうか。

 今回は、「異文化交流当たり前!」の関西外国語大学で学生生活を送っている、各国からの留学生たちに集まってもらい、彼らのホンネを直撃してみた。

”キャンパスは地球“!世界40カ国の留学生と時間を共にするキャンパスで留学体験?

留学生にとっては不思議がいっぱいの日本文化。関西外国語大学に留学中の各国の学生たちも、毎日が驚きと発見の連続のようだ。そんな異文化交流が出来るキャンパスで留学生に日本について聞いてみた!

Q.日本に来て、習慣の違いなどで驚いたことはある?
REA GARCIA Jose Cruz(メキシコ)「日本に来たすぐのころは食生活がまるで違うから困った。スーパーに行っても何を買っていいかわからなくて、こっちにきて8s痩せちゃった。今は自炊を楽しめるようになったけどね」
MIHAL Amber Elizabeth(アメリカ)「行事も変わってる。ハロウィンって子どもの行事だと思っていたんだけど、日本では大人達が仮装していてびっくり。あれはクレイジーよ(笑)」(※関西外国語大学のハロウィンは規模が大きくて有名)
SESELGYTE Kotryna(リトアニア)「クリスマスもちょっと違うみたいね。バレンタインっていう恋人のための行事があるでしょ? あれに近い。私の国では家族で静かに過ごす日なんだけど、日本のクリスマスは商業的な感じがするわ」
Q.コミュニケーションで戸惑ったことは?
KELEMEN Dalma(ハンガリー)「外国人というだけで萎縮されちゃうことが多いですね」
BESNIER Joris Elias(フランス)「英語に自信がないからじゃないかな」
MIHAL Amber Elizabeth(アメリカ)「だったら日本語で普通に話してくれても構わないのにね(笑)」
KELEMEN Dalma(ハンガリー)「日本人は私たちのようにダイレクトなコミュニケーションはあまりとらない印象。思ったことをはっきりと言わず婉曲的に説明するから、最初の頃は“結局何が言いたいの〜!”って戸惑った。NOと言わなかったり黙っていたりするから、理解できるまで大変だったの」
HOFFMANN Henning(ドイツ)「ディスカッションの時も静かだよね。日本では沈黙は良いこととされているらしいよ。ドイツでは逆だから面白いよ」
SESELGYTE Kotryna(リトアニア)「映画も静かだった! 終わってもなんで誰も席を立たないの?」
MIHAL Amber Elizabeth(アメリカ)「エンドロールの中、出ていくときのプレッシャーはすごい(笑)。基本静かな日本人だけど、女子高生はよくしゃべるわよ。日本の女子高生は本当に元気が良すぎる!(笑)」
HOFFMANN Henning(ドイツ)「それはドイツも一緒」(一堂笑)

 楽しそうに話す学生たちだが、関西外国語大学ではこんな風にシンプルな質問にも十人十色の答えが返ってくる。この事にはやはり驚いた。そして、学生の頃から異文化を肌で感じながら学べる事こそ、同大学の大きな魅力だと感じた。まるでキャンパスに居るだけで留学体験が味わえるそんなキャンパスだ。

先輩教えて! 〜留学生との交流で気付いた日本人としての自分編〜

 先輩たちは自分を日本人だって意識することはある?留学先ではどうだった?留学経験のある先輩に価値観の違いについて聞いてみました。
  • 河原栞さん

    河原栞さん

  • 林織奈さん

    林織奈さん

  • 友宗理さん

    友宗理さん

河原栞さん「外国人と交流すると日本が見えますよね。エクアドルでは子供が花やガムを売りに来るんです。学校に行けずにそうやって生きている。自分が豊かな環境にいたんだと実感しました。働き方も違う。バスが信号で停車している間にお菓子やCDを売りに来る人がいたりして。なんて自由なんだ〜(笑)と」


林織奈さん「日本では男女や年齢によってある程度は上下関係がありますよね。フィンランドでは日本より平等意識が強く、女性は自分の権利をはっきりと主張していました。生徒は先生を下の名前で呼び捨てにするのが普通。日本人からするとなかなか慣れないし、ちょっと驚きです」


友宗理さん「日本人って思っていることをすぐ言わないとか言われがちだけど、外国人だって個人によりけり。みんなで自己主張していたらいつまでたっても話がまとまらないし(笑)。多くの外国人と交流してみて、無理に自己アピールする必要なんてない、慎重であることも自分の個性なんだって、今は思います」

世界の仰天ニュース  〜旬な各国の仰天ニュースを日本語訳付きで紹介〜

The Outernet project has been launched by a New York based technology company called Media Development Investment Fund (MDIF), to give free and easy access to the web to everyone no matter where they are in the world. Even though Wi-Fi enabled devices such as cell phones and tablets are wide spread in the world, 4.3 billion people have difficulty accessing the Internet because of an underdeveloped technological environment or government censorship. MDIF launched satellites into space which constantly broadcast radio waves. A receiver called Lantern receives the radio waves,converts them into digital files, and makes Wi-Fi hotspots. Although Outernet is one-way (read only), there are infinite possibilities to affect the world. This means everyone will be able to educate themselves via e-books and instructional videos. Everyone will be free from government censorship. And everyone will be able to access the world's knowledge. MDIF's concept is "A Library In Every Pocket."

ニューヨーク拠点の会社がアウターネット計画を着々と進めています。衛星から信号を送り、ランタンという受信機を利用することで世界中のどこにいても自由にネットに接続することを可能にします。すなわち、世界中のだれでもが平等に教育を受け、情報操作されず、世界の知識に触れることができるようになるのです。世界がどう変わるか楽しみですね。

(関西外国語大学 外国語学部 友宗理さん)

関西外語大学

世界51カ国・地域、344の海外大学のネットワークを持ち、年間の留学派遣学生数は1551人にものぼる。また、世界約40ヶ国・地域から706人の外国人留学生、約200人のネイティブ教員が在籍し常に外国語教育をリードしている。

〒573-1195 大阪府枚方市中宮東之町16-1

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