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渡辺麻友 SPECIAL INTERVIEW ツンデレなところが似ている!? せつなかった青春の甘酸っぱさ
演じていて キュンとしてせつなかった…
【渡辺】 AKB48のときは仲間たちがいるので、みんなで協力してひとつのことをやる!って感じなんですけど、ソロのときはひとりでやらなくちゃいけないのでより気持ちが引き締まりますね。そこはだいぶ違うかな?
――今回は、アニメ映画で声優デビューですね!
【渡辺】 ハイ。不安もありましたけど、楽しくアフレコできました!でも周りがプロの声優さんたちなので、緊張しました〜。
――花澤香菜さんや小野大輔さんなど、憧れの声優さんと共演したんですよね。
【渡辺】 ハイ!私の大好きなアニメに出ていらっしゃるし、人としてとても尊敬している方なのですごくうれしかったです。アフレコのときはお会いできなかったんですけど、同じ作品で共演できるなんて、夢のようでした!!
――映画の台本を読ませていただきましたけど、キュンとしてしまうシーンがいっぱいありましたね。
【渡辺】 確かにどこかせつなくなるような青春の甘酸っぱい印象がありますよね。私もキュンとしました。ナツキちゃんを演じていてもせつなかったです……。
――アフレコの際、監督からはなにかアドバイスはありましたか?
【渡辺】 とくにはなかったですね……。あ、でも“作り込まずに演じてください”って言われたので、自然になるように心がけました。
――まゆゆはナツキちゃんと似ているところはあるの?
【渡辺】 ちょっとツンデレなところかな(笑)。でもナツキちゃんは運動神経がいいんですよね。私は運動が苦手なのでうらやましいです。
ナツキと同じで伝えるのがヘタクソかも(笑)
【渡辺】 確かに!あのシーンでのナツキのセリフは、ある意味この映画のテーマでもあるのかな?でもアフレコは訴えかける感じが難しかったです。あと、私はナツキちゃんがケンジに想いを伝えるシーンが印象的でした。ナツキちゃんにとっても大事なシーンですからね。
――ナツキちゃんへの想い入れは、演じる前とあとでは変わりましたか?
【渡辺】 変わりましたね。最初は明るく元気な子!っていうイメージだけだったんですけど、アフレコが進むにつれて内面の女の子らしい部分がどんどん見えてきて。一見、親友のカホリのほうが女の子らしく見えるけど、意外とナツキちゃんのほうが乙女だなぁって思いました。ナツキちゃんとケンジの関係って想いを上手く伝えられなくて、パッと見はドタバタで、それとは対照的にカホリと京極はスマートな感じがしてカッコいいなと思うんです。でも、ナツキちゃんとケンジは幼なじみで誰もが憧れるようなシチュエーションなんじゃないかな?って思うんですよね。
――まゆゆは気持ちを伝えるときってどうするの?
【渡辺】 あんまり伝えられない気がする。ナツキちゃんと同じで伝えるのがヘタかもしれないですね(笑)。
――まゆゆが歌う主題歌「サヨナラの橋」もすごく切なくて心にしみます。サビの“あなたが好きでした”のところ、泣けました……。
【渡辺】 ちょっと昭和っぽい懐かしい曲ですね。歌詞の内容は本当に、ケンジに片想いしているナツキちゃんの気持ちに近いんですよ。なのでレコーディングのときはナツキちゃんのことを想い浮かべながら歌いました。
――映画の主人公たちは中学2年生ですけど、まゆゆが中学生の頃と気持ち的に重なるところはある?
【渡辺】 私もちょうどナツキちゃんたちと同じ中2のときにAKB48に入ったんですよ。レッスンとか大変だったけど、好きなことに一生懸命な姿は同じなんじゃないかなぁって思いますね。今中学生の方はもちろん、誰しも中学生だった時代があるし、この映画を観たらナツキちゃんたちと一緒に甘酸っぱい経験をしていただけると思います。不思議な世界に入り込んで楽しんでもらえたらうれしいです。
(文:三沢千晶/写真:草刈雅之)
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