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(更新: ORICON NEWS

夏が好きになる「本・映画・音楽」

<CINEMA>

みずみずしい追憶の夏に浸り、生きる希望を見出す

発売元:シネマクガフィン/販売元:キングレコード

発売元:シネマクガフィン/販売元:キングレコード

CINEMA1 『夏の遊び』(1951年)

「スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンの初期の傑作です。心に壁を作ったバレリーナが、これからの人生を悲観するうちに、若い頃のひと夏の恋を回想する物語です。舟遊びをしていて出会った青年と友達になり、一緒に遊ぶうちに恋に落ちていく二人が、キラキラとした北欧の夏を舞台に描かれていきます。一緒に泳ぎ、秘密のイチゴ畑で食べ、白夜の中で遊び、小さなケンカを繰り返し、仲直りする日々。みずみずしい夏の記憶を思い出すうちに、生きる希望を見出す美しい作品です。追憶の夏に浸ってみるのも良いかもしれません」

笑えるフランスの夏バカンス

(C) LES FILMS DE MON ONCLE ー SPECTA FILMS C.E.P.E.C. ALL RIGHTS RESERVED. CONCEPTION GRAPHIQUE (C) 2014 STUDIOCANAL. NE PEUT ETRE VENDU SEPAREMENT.   発売・販売: 株式会社TOMORROW Films.

(C) LES FILMS DE MON ONCLE ー SPECTA FILMS C.E.P.E.C. ALL RIGHTS RESERVED. CONCEPTION GRAPHIQUE (C) 2014 STUDIOCANAL. NE PEUT ETRE VENDU SEPAREMENT.   発売・販売: 株式会社TOMORROW Films.

CINEMA2 『ぼくの伯父さんの休暇』(1953年)

「フランスのチャップリンとも言われるジャック・タチの“ぼくの伯父さん”シリーズの一本。サイレント映画のドタバタ活劇をしっかり引き継いでいるジャック・タチ扮する“伯父さん”ことユロ氏が、リゾート地で繰り広げるイタズラの数々。海で泳いだり、ピクニックをしたり、テニスをしたりと、フランスの夏のバカンスの過ごし方が分かる作品でもありますが、珍妙なユロがそこかしこで笑いを巻き起こすのが楽しい作品です。1953年に公開された後も、スティーブン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』を見て思いついたギャグを1978年に追加したという、ジャック・タチのこだわり抜いたコメディ映画です」

熱気に満ちた夏の旅に想いをはせる

(C) 2016 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved. ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

(C) 2016 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved. ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

CINEMA3 『イグアナの夜』(1964年)

「『熱いトタン屋根の猫』や『欲望という名の電車』で名高いテネシー・ウィリアムズの戯曲を、ジョン・ヒューストン監督、リチャード・バートン、エバ・ガードナー、デボラ・カーという豪華キャストで映画化した作品。元牧師だった男が人生に絶望し、ツアーガイドとしてメキシコで働いている中、3人の女性に出会うことによって人生にある変化が起こる物語。むせかえるような熱い日差しと、止まらない汗。海とジャングルのような森に囲まれたメキシコの夏に、旅行者として来た人々とのハプニング満載の道中。たくさんのイグアナに囲まれて織り成すそれぞれの人生模様が深く描かれていきます。熱気に満ち溢れた夏の旅に出たくなる映画です」

現代にはない“夏のロマン” が満載

発売:日活 販売:ハピネット(C)1971日活

発売:日活 販売:ハピネット(C)1971日活

日活公式作品紹介ページ
http://www.happinet-p.com/jp3/releases/BBBN-4030

CINEMA4 『八月の濡れた砂』(1971年)

「70年代の湘南を舞台に、若者たちの狂騒を描く藤田敏八監督の初期の代表作です。砂浜を車やバイクで疾走し、ケンカとナンパと恋と海とヨットと、これ以上にない夏のアイテムがそろった映画です。70年代の湘南の風景が個人的にはもの珍しくもありますが、砂浜で麻雀し、断崖絶壁から飛び降り、オープンカーを海に沈め、ヤクザとケンカし、猟銃を持ち出したりと、村野武範さんを筆頭に当時の若者たちの暴走が止まらない青春映画の傑作です。今の日本には恐らくない夏を感じてみて下さい」
recommendation
代官山 蔦屋書店
シネマコンシェルジュ
上村敬さん

『代官山 蔦屋書店』は「次世代のTSUTAYA」をコンセプトに、本・映画・音楽を取り扱うだけでなく、文房具、トラベルカウンターなど、人生を楽しむためのコンテンツを豊富にそろえる。ライフスタイル提案型の店舗の草分け的存在として、新たな読書体験を創造。周辺には『代官山 蔦屋書店』を中核としていくつもの小さな専門店が集結する。「コンシェルジュ」は、豊富な知識を持ち、顧客ひとりひとりに対応できるプロのスタッフ。上村氏は特にカメラワークが面白い映画に精通している。
http://real.tsite.jp/daikanyama/

<推薦作品の詳細はこちら>
『夏の遊び』
『ぼくの伯父さんの休暇』
『イグアナの夜』
『八月の濡れた砂』

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