日本メンズファッション協会主催の『第39回ベストドレッサー賞』の発表＆授賞式が25日、都内で行われ、俳優の沢村一樹、武井咲、杉本彩が「芸能部門」、サッカー横浜F・マリノスの中澤佑二選手が「スポーツ部門」で選出された。受賞を喜ぶ沢村はトロフィーを受け取り「『ベストドレッサー賞』をいただくとCMが増えると業界の噂があるので、あす受賞の報が世の中に届けば…」と“恩恵”に期待を寄せた。また現在16歳の武井は、同賞の最年少受賞となった。

【写真】その他の写真を見る

　ファッション意識の向上を目指し、ファッションセンス、ライフスタイル全体に“おしゃれ感”の漂う人を選出、表彰する同賞。「自主性」、「流行性」、「時代性」、「人間性」の4つの選考基準により、沢村ら6人が選ばれた。授賞式の前には若手クリエーターの応援を目的とし、本年度“彗星のごとく輝いたデビューな人たち”に贈られる『第7回ベストデビュタント賞』の発表・授賞式もあわせて行われた。

　『ベストドレッサー賞』は昨年の土屋アンナ、高橋克典らをはじめ、これまでに市原隼人、上戸彩、役所広司、渡辺謙、菊川怜、織田裕二らが選出されている。

『第39回ベストドレッサー賞』
政治・経済部門　前田新造（資生堂　代表取締役社長）
学術・文化部門　溝畑宏（観光庁　長官）
芸能部門　沢村一樹（俳優）、武井咲（女優）、杉本彩（女優・作家・ダンサー）
スポーツ部門　中澤佑二（プロサッカー選手　横浜F・マリノス所属）

『第7回ベストデビュタント賞』
ファッション部門　宇都宮茜氏（デザイナー）
アーティスト部門　宇佐美志都（書家・文字文化文筆家）
空間・ID部門　柄沢祐輔（建築家）
音楽部門　青木カレン（ジャズボーカリスト）