俳優の本木雅弘、阿部サダヲ、映画監督の柴田岳志氏が22日、都内で行われた映画『八月の声を運ぶ男』公開記念舞台あいさつに登壇。本木が、約30年ぶりの共演という阿部の印象について語った。 本作は、2025年8月にNHKで戦後80年ドラマとして放送された作品に未公開シーンを追加し、映画化。長崎を拠点に全国を巡り、1000人を超える被爆者の証言を録音し続けたジャーナリスト・伊藤明彦氏の実話をもとに、大河ドラマ『麒麟がくる』などで知られる広島県出身の池端俊策が脚本を手がけた。主演の本木が長崎の放送局を退職し、重い録音機材を背負って全国を渡り歩き、被爆者の「声」を録音し続ける元ジャーナリスト・辻原保、長崎で被爆し、後遺症や長い闘病生活を抱えながら生きる被爆者・九野和平役を阿部が演じるほか、石橋静河、伊東蒼、尾野真千子、田中哲司らが出演している。 本木は、本作について「このオファーをいただいた時に、監督の柴田さんとは、実はドラマ『坂の上の雲』の15年ぶり、そして(脚本の)池端先生とはドラマ『聖徳太子』で25年来のお付き合いがあってというなかで、すごく重要な仕事が舞い込んだ。それに加えて素晴らしいなと思ったのは、この企画を30代の松本(太一)さんというプロデューサーの方が立ち上げて実現していったっていうその経緯。自分以上に戦争を知らない世代の方が、この原作に興味を持って、映像化したいと思ったこと自体が、もう出来事として素晴らしいなって思って」と本音を告白。
2026/08/22